どうせ三日ほどの命だが

 noteを作ってどれくらい経ったか忘れたが、夏の話をしているので恐らく9月あたりのことじゃなかろうか、と思っている。
 あっ、あけましておめでとうございます。私は新年番組をほとんど見ておらず、朝にたまたまおじゃる丸スペシャを見てだばだば泣いて、夜に昆虫すごいぜを少し見たくらいで、お正月という実感がありません。数枚の年賀状と息子宛てのお年玉がかろうじて新年の装いをしてくれたことくらいか。

 なんとなく、意味もなく日記をつけて見ようと思った。私はまだ働きに出ていないし、引きこもり体質だし、大体息子と旦那の話にしかならないだろうが、取り敢えず書いてみることにした。
 一応話題はある。化粧が上手くいったとかそういうのではないよ、一応ね。(いや化粧は上手くいったんだよ、新年早々ね)
 小学校4年の時に遊んでくれた親戚(うちの祖母の姉方の孫にあたる)のお姉さんと旦那様に会ったことだろうか。向こうはきっと私を忘れていると踏んでいたが、話しているうちに「あっそうだ、思い出してきた」と話してくれた。私は彼女が思い出さずとも、玄関に顔を出してくれた時点でとても優しい方だという雰囲気は感じ取ったし、旦那様もすごく気さくな方だった。
 歳も近いというのもあってか、色んな話をした。私は大伯母の家に頼まれた寿司を届けに行っていたのだが、貰った納豆巻きをこっそり袋に詰めたのだが、お姉さんが妊娠初期とのことで、「ナマモノばかりでお寿司が食べられないかと思ったけど、お陰様食べられました」との言葉を頂戴したので、入れて良かったなと。
 いや、入れなければならなかった理由はある。旦那が寿司屋で働いていて、昨日の時点で納豆巻き2箱を貰った挙句にこちらも納豆巻きを1箱購入していたからだ。今日でもう2箱も来るとなると流石に納豆巻きが嫌いになりそうだったので、そんなズルをしただけに過ぎないのだが。でもお姉さんが喜んでくれたから、きっと結果オーライだ。そう思うことにする。

 後輩が車に財布を忘れて行ったのもなかなかの事件だったのかな。私も向こうも気付かず年が明けてしまって、向こうもすごく慌てていたらしかったので、貴重品が何処かに落ちることなく、疚しいことを考えるような人に拾われずに済んだだけ良かったと思うことにした。
 後輩は相当落ち込んでいたのかな。家まで取りに来たけれど、少し元気がなかった気がする。私がその立場なら明らかに泣いていたと思う。でも良かった、あったよ。無事だった、だから大丈夫だ。

 そんな正月だった。特に珍しくも特別でもない日常の一部。それでも私からしたら良い日なので、それでいいのだと思う。

 では、またあした。

(あ、初詣に行くの忘れてたわ)

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