itonari

等身大の言葉たち。

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等身大の言葉たち。

最近の記事

30歳と3日目。

ここに書き残しておきたいことが山のように募れば募るほど、言葉が出てこなくなってしまう。 それくらい、濃度の濃い時間を過ごしているということは幸せなのだけれど。 6月13日。 私は苗字が変わった。 それもあって、家族だとか結婚だとかその正体も答えもないものを探している毎日を過ごしているような気がしている。 自分たちの結婚式をしないことや、マイノリティは受け入れてもらいづらいこと、結婚という人生の通過点で感じた生き方や価値観の変化、この業界のこと、そして大好きな新しい家族の

    • 画素数としての言葉

      「私にとって〝言葉〟は〝画素数だ〟」 昔は言葉の魔術師だなんて嘲笑されることもあった私だったが、起業して自分自身のブランドで生きるようになり、言葉のセンスを褒めてもらう機会が増えた。自分で人より優れている能力だと思ったことはないが、職業柄、常に気を配り学びを深めてきた私にとってのそれを形容するものがタイトルのフレーズだ。言葉について、少し考えてみたことを書き記してみる。 メラビアンの法則をご存知だろうか。 アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンの実験結果によると、言

      • プロフェッショナルの正体

        等身大で気さくなプロフェッショナル。 それは、私が一番憧れる在り方だ。 そんな中でいつも「本物のプロフェッショナルとは何か?」という疑問に辿り着く。 これは、言語化することが少し難しい。 対峙したときのその人が持つ雰囲気やオーラでそれを感じることもあれば、発する言葉や完成された作品で感じることもある。沢山の世界に存在するプロフェッショナルがいる限り、〝これがあれば貴方はプロフェッショナルです〟といった定義や条件を作ることはまず不可能だということを前提に、私が感じてきたその人

        • 29歳と11日。

          いつも書き出しのフレーズに悩んで、筆が止まる。 指先だけの簡単な動きで出てくる言葉の重みは嫌というほど経験してきた。形にすることに対して過敏になりがちだけど、過去に重ねてきた感情そのままの脈絡のない言葉に救われることがあるということも事実だ。 いつか、未来の自分がこれを読んで救われたり、笑ったり、成長が感じられるように。そしてここを覗きにきた何処かの誰かの何かになれば。そんな風に、まだ輪郭すらはっきりしない〝今〟を等身大のまま遺すことにした。 (誤字や脱字、適切ではない文法表

        30歳と3日目。