意外に知らないスキンケア:「乳液」のきほんのしくみ
■乳液についてのおさらい
エマルジョン(エマルション)、モイスチャーエマルジョン(エマルション)、ミルク、エモリエントローション、モイスチャーローションなどとも呼ばれ、化粧水で整えた肌に油分を与え、皮脂膜の代わりにお肌からの水分蒸発を防ぐスキンケア用品です。
基本的に、保湿ケアとして使用しますが、マッサージやメイク下地、また、乳液に含まれる油性成分を利用し、簡単なメイクを落とす、メイク落としとして使用したりなどもされています。
■乳液のきほんのしくみ
保湿クリームの油性成分が50%程度配合されているのに対して、乳液の油性成分は15%~20%程度。その分水の割合が多く、クリームよりもさっぱりとした使い心地で、保湿クリームと化粧水の中間くらいに位置した製品です。
■乳液とクリームの違い
大まかに言うと上記で説明した通り、油分と水分のバランスが違います。そのため、乳液はさっぱりとして比較的ライトな保湿効果、クリームはこっくりとして、しっかりとした保湿効果が得られます。どちらも、「皮脂膜の代わりに、お肌からの水分蒸発を防ぐ」目的で使用する化粧品で、テクスチャー、肌質、年齢、環境を考慮して使い分けることができます。
「夏で皮脂が出やすいから、乳液。」「乾燥肌・年齢肌だからしっかり保湿したいから、クリーム。」「混合肌だから、全体は乳液で乾燥する部分はクリームを重ね付け。」など、どちらかまたは、両方をお肌に合わせて選べば良いのです。
■乳液の種類
▷保湿乳液
通常、乳液といえばこれ。クリームよりさっぱりした使い心地なものの、その中でもさっぱりタイプやしっとりタイプが選べる場合が多い。スクワラン、ホホバ油、オリーブ油、ワセリン、セタノール、パラフィンなどの油性成分や、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分などがよく使われています。
▷UV乳液
紫外線防止機能成分が配合されている、日中用乳液のこと。紫外線防止の他に、美白成分が配合されていることもあります。
▷ティント乳液
メイク下地、ファンデーション効果(色むら補正効果)のある、肌色の色味が付いている乳液のこと。UV機能や美白成分が配合されていることもあります。
■最後に
保湿が足りないのも、過剰すぎるのも、肌荒れ・ニキビの原因となってしまいます。その時の、自分のお肌に合った保湿を選ぶ事が大切です。
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