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Kiaraが便利すぎて英語圏採用がチームとして怖くなくなった話

※この記事は、Kiaraを運営するJenio Inc.さんとなんの一切も面識のないただの1ユーザーが勝手に書いた記事でございます。

Slack向け翻訳アプリ

KiaraというSlack向けのアプリをご存知でしょうか。

簡単に言うと、Slack上で発信したテキストを多言語に翻訳してくれるアプリです。

コロナの影響でリモートが当たり前になり、
距離的な制約がなくなったんだからグローバルで優秀な人材採用できる!
ってなった会社さんも多いと思います。

そんなときにぶち当たるのが言語で、英語でコミュニケーションが取れる日本人が増えたとはいえ、自分も含めですがまだまだビジネスレベルで円滑にコミュニケーション取るってなったらハードル高いのが現状だと思います。

かつ、一部の人が英語でコミュニケーション取れたとしても大半の人はその会話が理解できないわけで、その内容を日本語で再度説明しないといけないっていう面倒な時間が発生してしまいます。

僕もこれがかなりネックでした。

文章なら英語でも大丈夫なので英語でコミュニケーション取るんですが、

・他のメンバーへの日本語での説明が確認のためにも発生してしまう

・英文より日本文のほうがどう考えても読み込み速度速いから大まかな流れ見返すときとかザッピングするときに英文を日本文にしたい

って思ってました。


Kiaraを1年近く使ってみた

そこで見つけたのがKiaraで、使い出してもうすぐ1年くらいになります。

どんな感じで使ってるかベトナムチームとのSlackの様子をいくつか載せます。

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↑こんな感じで、英文で投稿したらKiaraのbotが日本語に翻訳して返してくれます。これは毎週リモートでも開催してる勉強会のアナウンスですね。

↓雑談も問題なしです。
犬のアイコンが僕なんですが、最後の英文は、僕の日本語力がそもそもどうかしてるため、想定していた意味と少しズレているんですが、翻訳としては正解です。

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こんなフランクな文章でもなんとなーく意味は伝わります。

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↓それ以外にも仕事の話であってもそこそこいい文章になっていると思います。

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↓これも許容範囲かな

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結論:あくまでコミュニケーション補助

確かにいくつか違和感のある意味になることもありますが、翻訳の精度でいうとかなり満足しています。

ただ、英語しか読めない人に対して、
日本語→Kiara→英語翻訳
だけでコミュニケーション取ろうとすると、結構意味の取違などが起こると思います。

個人的には、先に日本語で発信してみて、英文の意味が少し違っていたら細くする、みたいなこともしてるんですが、仕事上で使う場合は、あくまでそのチャンネルに参加するメンバーの理解補助であって、コミュニケーションを取っている当事者は、もう一方に正確に伝わる言語を使うというルールがないとトラブりそうな臭いプンプンにはなるかと思います。

TEO(翻訳エンジン最適化)としての日本語を学ぶ

それと、こういった翻訳アプリを通したコミュニケーションがビジネスでも今後増えてくるのであれば、翻訳に最適な日本語の文章の作り方を知っているかどうかも結構重要になってくるのかなと思います。

英語であれば主語や目的語は省かない、など翻訳する先の言語の文法にできるだけ近い日本語を身につければ、英語読めない書けない人も関係ない仕事ができるので、夢が広がります。

日本語も英語も不自由な僕みたいな人間はそれ以前として。



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