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「非現実的であること」

ito therapyで大切にしていることのひとつに、
「非現実的であること」
ということがあります。

いつも暮らしている現実社会からちょっと外れた場所に身を置くことで、
現実社会用に設計された自分の心をいったん取り外してもらう。

~でなければならない自分とか、
~をしてはいけない自分とか、
無意識の制限がかからないところに
心をもっていくことが大切。


イメージの世界を旅するということもそのひとつです。

ここで、イメージするということをまたしても話題にしたくなるのですが

セッションでは、はじめは想像の世界だった「私らしい世界」を、
最終的には現実にしていきます。

いわゆる引き寄せの法則の要素も入ってくるかもしれません。

人は、想像できることはすべて実現できる
ということはきっと本当で、

けれど、豊かな想像を自由に広げていくことは、
生活感の溢れる現実社会で日々せわしくしている私たちにとって、
簡単ではないと思うのです。

だから、「非現実的」な環境が必要。
というわけです。


「非現実的」な場が、
より心を解放していく環境として大切であるということは、
森林セラピーの学びから得たことです。

森林セラピーは、基本的には森の中で行われます。
(セラピー基地として認定された森で、有資格者のセラピストのもと)

特に、都会で暮らしている方々にとって、森は馴染みのない場所。
だからこそ、森に入ると「非現実的」を体験できます。

あるいは、自然豊かな土地で生まれ育ち、今はコンクリートばかりの環境で暮らしている方々にとっては、森は原点回帰できる場所かもしれません。

もとより、「森」は昔々、私たちの先祖の住まいでした。

森へ入ると、心がほっこりしたり、清々しく感じたり、心地よい気持ちになるのは、先祖から受け継いできたDNAによるものとも言われます。


ito therapyのワークも、「非現実的」な環境として
森を採用しています。

本当は、森の中でワークをできたら最高に素敵なのですが、
今のところ、まだやったことはありません。

なので、あの手この手を駆使し、卓上の森林セラピーを用いています。

(実際、屋内でも工夫次第で森林セラピーと同等の効果を得られるというエビデンスがあるそうです。)


先日、久しぶりに自分の心を覗いてみたところ、
タロットカード「ワンドの4」が潜在意識と顕在意識の架け橋として現れました。


その時は、ちょうど引っ越しを考えていたのと、
ito therapyの"体験した方を「私らしい」道へ送り出す”という要素、
そして、”またいつでも「itoの森」へ帰ってきてね”という
私の心の中が現れたのかな、
と思っていました。

でも、今改めてそのときのスプレッドを眺めていると、

いつでも誰かを迎え、そして送り出す「家」が欲しい。

そんな意識が現れたように思います。

 
私の夢は、森の中に木造のアトリエを作り、
森林セラピーとito therapyを組み合わせたワークをすることです。

私自身が大好きな場所で、私自身が大好きなことを、参加者のみなさまに思う存分楽しんでもらうこと。

現実社会から離れ、心も体も解きほぐし、
本来の「私らしさ」を見つめる時間を提供すること。

そして、「私らしい」道へと戻っていく参加者のみなさまを見送ること。

アトリエは、いつでも帰ってこれる場所。
いつでも安心・安全な場でみなさまをお迎えできる場所。


そんなことを思い巡らせていたら、
憧れのムーミンママを思い浮かべていました。


ムーミンについては、私が好きになる要素が溢れている世界観でして、
また別の機会に書きたいと思います。


今はムーミンママのことを少しだけ。


ムーミンママは、いつ誰が突然ムーミン屋敷に現れて、
無理難題を訴えてきても、
いつでも穏やかにウェルカム感満載でおもてなしをしてくれます。

まさに、全肯定の達人。
懐の深さ、受容、母性、愛情。
言うときはきっちり言うところも、
天然でおっちょこちょいな一面も、チャーミングで素敵です。

ムーミンママは私の永遠の憧れの人物像の一人です。


私もいつかアトリエを持って、
毎日楽しく遊びながら、「私らしさ」の探求に花を咲かせたい。
新たな気づきに、たくさんの笑顔。
一人でも多くの方が、生きることを満喫できるように。



~「私らしい」となんだかとってもうまくいく!~
      心を旅する ito therapy
   



ito therapy session - 輝く未来へ~art&tarotで「私らしい」に出会う旅 (jimdofree.com)





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