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「ito therapy sessionプログラム」のこと(7)

~イメージを形に~

ito therapy sessionのプログラムのひとつに、
「ルオダのワーク」があります。

これは、想い描いているイメージの世界を創り上げるアートワークです。

1回のito therapy sessionの中で3~4のプログラムがあり、
主にその最後に行うワークが「ルオダのワーク」です。

「ルオダのワーク」では、イメージを目に見える形にしていきます。
自分にしか見えていなかった世界を、仲間たちと、セラピストと、
共有していく時間です。


「遊び」のワーク、「自己対話」のワークなどを重ねた自分の心を、
その日のテーマに沿ってアートをしていきます。

「ルオダのワーク」では、色えんぴつやクレヨン、絵の具、パステルなどの画材の他、様々な「素材」も使っていきます。

アートワークで使う「素材」は本当に多種多様です。
数え上げれば切りがないほど、無限にあるのですが、
そのごく一部をこちらに書いてみます。

まずは、手芸で使うようなもの。
毛糸、リボン、麻ひも、フェルト、ボタン、ビーズ、スパンコール、
羊毛、羽毛、端布、
それから、工作で使うようなもの。
空き瓶、空き缶、空き箱、ストロー、モール、折り紙、和紙、ちりめん、
石、紙コップ、ペットボトル、紙粘土、スズランテープ、マスキングテープ
その他、写真や雑誌の切り抜き、包装紙、紙袋、ポストカード、
ウッドチップ、コルク、木の枝、木の葉、木の実、
ネイルで使うチャームやお気に入りの小物(手のひらサイズのおもちゃなど)なども持ち込みOK。

メニューのテーマによっては、参加者のみなさまに自分が好きな素材を持参していただくこともあります。


プログラムの最後の方に行う「ルオダのワーク」は、いわばその日のセッションの集大成です。

イメージの世界で思う存分遊んで、心置きなくイメージを広げて、
自分だけの時間を使ってたっぷりと自己対話を重ねて、
そうして出会った自分自身が「今」思い描くそのテーマのイメージを、
アートという形で表現していく。


そこに創造されていくアートは、

「自由」であることを肯定された自分が、
「本当の自分」に出会えた自分が、
自分に見せたい「本当の自分が望む世界」です。

それは、

自分自身に「見せたい」世界なのです。

その世界を、参加者のみなさんが各々自分以外の他の誰かと共有していく。
そのシェアの時間で、また新たなイメージが生まれる。
新たな視点、新たな角度、新たな見え方、新たな印象。

自分の中から生まれたイメージの具現化、創造物が、
他者のイメージが加わることで別の物へと変化する。
そんな捉え方、そんな感じ方もある、そんな様々な感覚を
そこにいる全員が認め、受け入れていく。


「ルオダのワーク」のシェアの時間は、
やさしい時間です。
お互いがお互いを認め合う、あたたかな時間です。


「ルオダのワーク」が自分にとって実りあるセッションになるかどうか。
それは、はじめに交わした「自分との約束」が関わってくるように思います。


直感を大切にすること。
自分を信じること。
感じる心を大事にすること。


「自由」に表現することを制限せず、許可していくこと。
「無限の可能性」を認めていくこと。
どんな感情も受け止めていくこと。



「リラックス」するとは、単なる脱力ではなく、
「意識」してリラックスしないことには、
真にリラックスすることはできないそうです。



「直感」を大切にするということも、
意識して「直感を大切にする」をしないと、
「直感を大切にする」ことは難しいかもしれません。

「自由」であることも、
「自由」であると意識することが必要かもしれません。

「どんな感情もすべて受け入れる」ことも、
意識して「受け入れる」をしていくことになるかもしれません。


けれど、それらを「意識して」やっていくことは、
自分の心と誠心誠意向き合っていくということに繋がっていきます。

そんな風に「意識して」向き合ってくれること、
向き合うということを決めてくれたことに、
必ず私の中の「わたし」は応えてくれます。


ito therapy sessionを終え、その後の自分自身の変化や、
自分が見る現実の景色、出会う人々、環境、
行きたい場所やお店など、
ほんのささいなことでも、
ちょっとずつ変化していく。

そんなフシギでオモシロイことが起こるかもしれません。


私たちはいつでも「私」に魔法をかけることができます。

ほんのささいな一歩でも、大きな変化に繋がっているかもしれません。


あの時決めたあの行動が、
まさかこんなすばらしいことになるなんて。

そんな奇跡を自分で自分に起こしていく。


「自己対話」を経た創造。

イメージはもうすでにそこに在る。

ito therapy sessionを終えたその時から、
あなたの新しい世界への道のスタートラインがすぐそこにあるのです。


「自分」に見せたい世界と向き合ったあなたが、
次に進む道。
その先にあるのはあなたも知らない、予想外の世界です。

そんなイメージの向こう側に広がる「本当の私が生きる世界」を
楽しみにしていてください。


「エンネのワーク」から始まったセッションは、
セッションの検討を祈り合う「Good luck!」から始まり、

「ルオダのワーク」で終わる。

その終わりのシーンはまるで、
セッションで自己対話を終えた仲間たちが、それぞれの新しい道へ進んで行く、四方へ伸びた道の交わるところで、お互いに「Good luck!」と手を振る場面。

ありがとう。
と仲間たちへ。

そして何より、ありがとう。
と自分自身へ。

Good luck!

良い旅を。



自分探しは仲間と共に。
  ito therapy
私とわたしで紡ぐ未来



ito therapy session - 輝く未来へ~art&tarotで「私らしい」に出会う旅 (jimdofree.com)





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