あっという間に年があけて、気づけばこちらにきてすでに11週間が経過…！
はっやー！！

(10週間しか行ってなかったマルタ留学で言うと、もうすでに行って帰ってきたことになる🫢)

最近の生活はと言うと、
トロントで最も過酷な月と言われてる「1月」を生き延びるため節約を心がける毎日で、特に楽しいことはしておりません。
唯一の楽しみは
\ 最新作の映画が公開されたら最速で観に行く！/
くらいで、あとは仕事行ってるから家に引きこもってるか🫠

1月の何が過酷と言われてるかというと、
寒さはもちろんのこと…
クリスマス＋年末でお金を使いまくった反動で、だれも外食をしない！出歩かない！
(ダウンタウンは話が別ですが…)
↓
店をあけてても暇！💫
↓
シフトが削られる💥

年始あたりはマネージャーからは顔を合わせるたび
🧓🏻「大丈夫。1月はどこもこうでね。2月からは忙しくなるからね、1月は耐えようね。」

と言われてたものの
1日店をあけててもお客さん2、3組
ついには0…
とかが普通に続いて、最近はさすがに

🧓🏻「いや今までさすがにこんなことはなかった！どゆこと！？ねえどゆこと！？家賃がたけえんだよおお！！」

って頭を抱えて嘆いてる

なのでわたしが
🥹「2月から忙しくなるから大丈夫大丈夫！！」
って逆にマネージャーを励ましちゃったりなんかして。

とにかく1月はみんなにとって過酷な1ヶ月なのである

そんな中わたしは最近になって、
海外ならではの「チップ習慣」というものに大変感銘をうけている🥹

こちらにきて働いてみるまで、
チップって本当にめんどくさい…やら
もともと物価も高いのにプラスチップなんて…やら

正直あんまりいいイメージはなく

大学生時代なんてお金ないのに海外旅行めっちゃ行ってたから、「すみません！勘弁してくだせい！」ってチップ払わず店出るなんてこともめっちゃあった。(もちろん強制じゃないんだけども)

ちなみにマルタはチップの習慣がない国なのでめっちゃ楽だった…マルタ最高🙏🏼

日本にはこの習慣がないからいろいろごちゃごちゃ考えちゃうわけで…
こちらの人にとってはサービスしてもらった対価としてチップを渡すことはめっちゃ普通のことであって、働いてる側もそのチップに感謝してよりよいサービスを提供しようと言う気持ちになれる

ギブアンドテイク？ウィンウィンな関係性？

これに今更気付き、そしてわたしは感銘を受けた。

〜ある日の話〜
10歳くらいの男の子が手に20ドル札を握りしめ、弟と思われるちっちゃい男の子と手を繋いでご来店。
お使いに来たのかな〜てなんて微笑ましく接客をはじめたところ、カナダ名物プーティンを注文してくれたので、会計を済ましてお釣りをわたした。
するとレジの前にそのお釣りを並べて、3ドルだけ手に取り一言

👦🏻「Yours.」(これあなたのぶん)

😮！！！
なんか思わず
「わお。Are you sure !?」(えいいの？！)
っていっちゃったわたしに

👦🏻「Why not ?」(もちろん！)

ととてもナチュラルな返しをしてくれて、残りのお釣りをポケットにしまいレジを離れていった…

ママやパパに教えられてるのかな？それともママやパパがやってるのみて覚えたのかな？？？
3ドルて結構おおいぞ？？🥺
きゅん🥺

こんな小さい時からあんなふうにして普通にチップを渡す習慣がしみついてることにびっくりした…そして感動…

正直テイクアウトの時なんて、「注文をきいてレジをすませて用意する。」それ以外店内でできるサービスなんてかなり限られてるから、たまに「こんなチップもろてしまってよろしいんでしょうか🥺」て気持ちにすらなる

でもとりあえずその子のテイクアウトの袋にはケチャップを３ついれといた
(プーティンにケチャップかける人たぶんおらんけど)

またついこの前は、
昼間お客さんがぜんぜん来なくて、
キッチンのシェフと外眺めながら
👨🏻‍🍳☹️「暇やねえ。にしてもあの新しくできたドーナツ屋さんはなんであんないつも混んでのかねえ。みんなそんなにドーナツが好きかねえ。」
とかちょっと皮肉たれながら話してると
その10分後くらいに1人の女性が来店。

注文してくれたあとに
「Oh this is for you guys, as tips !」
(チップといっちゃなんだけど！)
と渡された箱にはなんとドーナツが🍩

わたしすぐそこのドーナツ屋で働いてて☺️
って言われて思わずシェフと顔を見合わしたよな

シェフがすかさず、チキンスティック一本まけとくわ！ってお礼に無料でチキンを追加してた

まさにギブ・アンド・テイク！！！(?)👏🏼👏🏼
(使い方合ってる…？)

こういうのは日本の商店街とかでもありそうやけど…にしてもね！！！！🥹

あといつもびっくりすることがある

夜ライブやイベントがある日は、会場内で働く従業員たちが、リハーサルが終わった後や仕事の合間をみて、腹ごしらえにダイナーにやってくる

従業員にはドリンク無料・フードは20%ディスカウントという特典があるのでみんな積極的に活用してるのだが、ディスカウントをする場合マネージャーにレジを打ってもらう必要があるので、実はたまにちょっとめんどくさい(小声)

マネージャーが近くにいない時は
「Give me a second☝️」
と言ってわざわざ一旦レジを離れ、コンサート会場の中までマネージャーを探しに行き、レジ打ちをお願いしなきゃいけないからだ

マネさんはみんな「おけおけ〜！」て快く対応してくれるんだが、5分後とかにまた従業員がやってくると、また同じことをしないといけないので最初の方は内心(め、めんどくせぇ)と思うことがよくあった

(もちろん空気を読んで、「割引いいよ！忙しいし！」と言ってくれる仲間もたくさんいます！！)

がしかし！！
それのなににびっくりしたかというと、
わざわざ20%割引を適応させたにもかかわらず、代金にプラスして職場の仲間(私)に対してチップを払ってくれ、さらにそれにより結局割引する前の金額とほぼ変わらない代金を払っているということ！！笑

いいのに…と思うのと同時に
ありがてぇぇって毎回激感謝😭

そう、代金はお店の売り上げになるけど、チップはわたしの直接的な収入に繋がってくるのです。
そりゃもうどこまでだって走ってマネージャー連れて参りますよ😭(一般のお客さん第一優先ですが)
仕事仲間だからと言って手は抜きませんよ！？

そんなこんなで、あらゆる場面において
チップの習慣ってすごお😭と感謝感激の毎日。
おかげさまで生活できていると言っても過言じゃない…

この経験のおかげで、余裕がなくともたまに外に食べに行った時とかお店に行った時は快くチップを払えるようになった

自分もちゃんと返してゆこう、と

今回はそういうお話でした…

🤤💭肉もたべたいけどさばの塩焼きもたべたいな〜

1月もあとちょっとー！2月かむぉん！

つづく〜