見出し画像

おメトロノーム教

今日は1日中カチカチカチカチとメトロノームを鳴らしていた。春合宿、卒コン、その他の練習が多すぎてそろそろまずくなってきたので。

ここでいうメトロノームはアプリのメトロノームではなく、よくピアノの上に置いてあるような針が左右に揺れてカチカチするタイプのもの。中学で吹奏楽部に入った時に買うように言われて母に買ってもらってから使っている。もう10年選手になるなんて信じられないな。

中学生の頃はクラリネットを吹いていた。連符を克服する時、付点のリズム続きで上手く譜読みできない時は必ずメトロノームを使っていた。ピアノを習っていた子は指が上手く回るから連符が上手だったんだけど私はそういう訳でもないので酷い時は四分音符1カチではなく8分音符1カチにしてものすごくゆっくりから練習していた。あと付点のリズムに読みかえてみたり。不思議なことに付点のリズムに読み替えて練習するといつの間にか連符できるようになってるんだよね。60とか80から始めて目標のテンポまでひとつずつ目盛りをずらしていき、追いつけなかったらひとつ戻してやり直して、、というのをエンドレスでやっていた。ベースもどう練習したらいいかわかんないから同じ方法で60とか80まで下げてからやってる。ベースの練習方法としてこれは正しいのだろうか、わかんない。去年の今頃はどの曲でも132を超えたあたりで指が限界を迎えていたんだけど今は168くらいまでは何とかなるようになった(気がする)。ちょっと嬉しい。


私の中で、メトロノームをちゃんとカチカチやった時は本番もそれなりに心に余裕をもてていた記憶があるのでメトロノームに全面的な信頼を寄せている。でもちょっと立ち止まって考えてみると、振り子式のメトロノームをカチカチできるということは日中に練習できているということで、つまりそれなりの時間を練習にさくことができているんだからそりゃ本番も楽しめるのかと思った。ここ一年ほどはスマホのメトロノームを使っていた。振り子式は当たり前だけどカチカチうるさすぎるので夜は使えない。でもここ1年、どうにもこうにも昼間は忙しくて練習出来ず、スタジオに入る前日の夜に「譜読み終わってないよ〜〜」って半泣きになりながらイヤホンをさしてスマホのメトロをカチカチ鳴らして練習していた。まあそんなんだから毎回すごくギリギリ、バンド練習中もiPadが手放せないみたいな迷惑な人になっていた気がする。やっぱり振り子式のメトロノームをカチカチさせるのは大事。


中学の吹部で使っていた巨大なメトロノームは「おメトロノーム様」と呼ばれていた。音楽室にある大きいやつ。おメトロノーム様は私のメトロより遥かに優しい丸い音でカチカチ鳴る。私のはちょっと金属音っぽい。おメトロノーム様の音のメトロ欲しいな、ただおメトロノーム様は大きすぎる。今のでも十分大きいと思うのに。

とりあえず今の春合宿の目標は愛してやまないandymoriの音楽を楽しむこと、爪が剥がれないように予めジェルネイルをして固めておくなどして極力手を傷つけないように練習すること、雪合戦で負けないことです。あとマルチストンプ使いこなしたい。何回やってもカオスな音を作り出してしまう。音作りのお勉強どうしたらいいんだーって思っていますどなたか教えてください、、。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?