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下鴨納涼古本市

下鴨納涼古本市に行きました。

私は、森見登美彦さんという京都を舞台にした小説を多く執筆しておられる作家さんの大ファンで、その作中に出てくる「下鴨納涼古本市」にずっと行きたいなぁと思っていました。

中学2年生から行きたいと言い続けてきたので、7年越しの願いがかないました。(ずっと部活や受験や就活で休みが合わなかったのです)

13日に、昨年古本市に参加したという先輩をお誘いして今年は参加する予定だったのですが、大雨で中止になってしまい断念。

15日には雨がやんでいたのでリベンジしに。

雨がやんだばかりだったからか、とても涼しい風が木々の間を通り抜け、木の葉の間からは青空が見える、そんな気持ちの良い空間でした。

到着して驚いたのは、想像以上に本屋さんの数が多くて、入口からは終わりが見えないほど本棚が連なっているように見えたことです。ワクワクしながら本を物色したのですが、とても時代の古いものや難しそうな本が多く、自分の知らない世界に迷い込んでしまったようでした。

下鴨神社境内に、自分の知らない本の世界が、終わりが見えず永遠に続くような錯覚を覚えるほど先にまでも本棚が整列している様は、どこか恐ろしさも感じられました。まるで文字の大海原に出たような不思議な感覚です。

来年くるまでには、もう少し教養を身につけて、お目当ての本をザクザク購入できるようにしたいなぁと決意しました。浮世絵や美術本も沢山あったので、わかる人が見たら相当楽しいだろうなぁと。

ちなみに今年の私は、JAZZのディスクガイドを購入しました。古本市に行ったのに、結局音楽関係に落ち着いてしまうところがなんとも自分らしいなぁと思います。来年にも乞うご期待。

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