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あらかじめ決められた恋人たちへ×world's end girlfriend、もうすぐ!

※初出時にスペル間違いあったので修正しました。すいません!

あらかじめ決められた恋人たちへのツアー「Dubbing07 記憶への旅」、大阪篇はすでに終了してしまいましたが、どんな感じだったのでしょうか。今回はスケジュール上、東名阪を回ることができず残念なのですが、素晴らしいフォトグラファー・illue氏のLIVE写真を見る限り、間違いないと思います。新曲の評判も上々のようで東京篇が楽しみです。

あら恋のライブシリーズ「Dubbing」については、私が以前執筆しました池永さんのインタビューや、前回「Dubbing06」のライブレポなどでチェックしていただくと雰囲気を掴んでいただけるかと思います。

今週末の東京篇は、鶯谷のキネマ倶楽部というロケーションもさることながら、ゲストにworld's end girlfriend(以下、WEG)が登場するというバッチリな組み合わせ! 個人的な見所を簡単に紹介できればと。

●あら恋とWEG、10年ぶりの対バン

まず、少し過去を振り返ってみますと、大阪に住んでいた専門学生時代に強く影響を受けたアーティストなんです、あら恋とWEG。どちらもP-shirtsというバンド繋がりだったのですが、池永さんは、僕が勝手に「関西アンダーグラウンド界の良心」と呼んでいたくらい気遣いの人で、当時まだライター志望だった僕にも「なんかあったら取り上げてや~!」と声を掛けてくれて。一方のWEGも、新世界にかつて存在したフェスティバルゲート内のライブスペースではじめてLIVEを見て、その前後に発表された楽曲「singing under the rainbow」にガツンとやられたのを思い出します。

サウンド的には趣が異なるとは思うのですが、両者がROMZ界隈と近しいこともあって、かなり前から親交があったはず。とはいえ、LIVEでの対バン自体は10年前くらいの名古屋公演以来で、しかも今回はツーマンですから、互いの魅力が存分に発揮されるでしょう。最近はVBRの長としてBOOLやcanooooopyのリリースでも脚光を浴びているWEGですが、鳴る音、鳴らされる音、すべての音を等価に扱いながらマジカルなサウンドを構築してしまう、コンポーザーとしての彼のセンスはやはり無二だと思います。また、LIVEではギタリストとしての佇まいも素敵ですんで、こちらも必見です。

あら恋の未来を占う公演/吉野寿の参加

あら恋は、ネットラジオで本作とこれからについて1時間近く池永さんと話したのですが、「calling」「今日」「DOCUMENT」という三部作から、どのように次なる一步を踏み出していくのか、その試行錯誤の日々であるというのが伝わってきました。あら恋における「迷いの灯」が今、ということなんでしょう。ただ、迷いを抜けた先にはアカリがさすもの。「キオク」に収録された「Going」というハウス・チューン、そしてLIVEで披露されているというダークな新曲を体感することで、新たな彼らのスタイルの“足がかり”が実感できればと思います。映像も駆使するということですし、貴重な公演になるかと。吉野さんのボーカル参加もクレジットされておりますので、『Fly.feat 吉野寿』も久しぶりに生で響く、その期待感たるや半端ないです。


楽しみ。



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