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接客業が苦手な理由を深掘りしたら、クライアントワークでのお客さんとの向き合い方が見えてきた


モモコ(@ku_sokuzeshiki)です🌱
私は接客業が苦手です。なぜならお客さんが怖いから。

私はイタリアン居酒屋、インテリアショップ、キャンディ屋でバイトをしていたことがあります。どれも、お客さんと接する仕事でした🍬
でも、お客さんって、急に「そう言われましても…」な気持ちになることを言ってくるからこわいよね……!!(私だけか)
私はお客さんになるべく声をかけられないように隠れてました🥺(圧倒的不利益!働くなYo!)


休んでいる時の顔をしている人がこわい

このフリー素材ええやん!

自分の仕事について考えるときに、お客さんがこわいについて少し分解したときのこと🐸
多くの人には、仕事をしている時の顔休んでいる時の顔の2つの顔があると考えていました。私は、休んでいる時の顔をしている人たちと接するの仕事が下手なのです。だから、休んでいる時の顔をしている人ではなく、仕事をしている時の顔をしている人と接する仕事をすればいいんだ!と思っていました💡

つまり、「お客さん」の振る舞いをされるのがこわい

YCAMのインタビュー記事を足がかりに、2つの顔について少し深っぼってみます。YCAMの「コロガル公園」は、ルールが一切ない公園。子どもたち自身がルールを作ったり、遊び方を生み出したりできる、ハックし甲斐のある公園。このスタイルが子どもたちの主体性や社会性を引き出しているといいます🌱

こちらが要らない気を回し過ぎると、子どもたちの振る舞いが「お客さん」になってしまうんです。

XD MAGAZINE VOL.7  『遊ぶ』

私が苦手だと思っていたのは、「お客さん」になっている時の人々ということもできそう🙂
では、具体的に「お客さん」になっている時の人々の何が苦手なのか。

「ボール遊びしていい?」って聞いてくるけど、それはお客さんとしての振る舞いなんですよね。許可を求めて大人が認めたら、「もう僕には文句を言うなよ」みたいな。責任を大人にパスするようなことですよね。

XD MAGAZINE VOL.7  『遊ぶ』

私が苦手なのは、責任をパスされることなのかも。逆に言えば、それぞれが責任を持っている状態、主体性を持っている状態を心地よく感じているのだと思いはじめました。これが、仕事をしている時の顔と呼んでいたやつかもしれない💡


お客さんを「お客さん」にしないという仕事

『コ・デザイン』の冒頭に出てくる、
「手作りのアップルジュース、試飲できます」というキャッチコピーに釣られイベントブースに行ってみたら

このブースでは完成物をふるまうのではなく、つくるための材料や道具を人々に提供し、列に並んだ参加者たちが自力でつくることを「手作り」と称していた

という話🍏
参加者たちが手分けして、りんごを切ったり、樽のレバーを回したりしている。まさにそれぞれが責任、主体性を持っている状態だと思います🧚‍♀️


抽象化してみると、弊社ゆめみの精神やものづくりに近い…??

ゆめみが取り組んでいる内製化支援事業では、顧客企業の内製チームが主体性を持ってデザインや開発を実践できるようになることを1つのゴールとしています。依頼されたものをゆめみだけで完成させ、納品する関係とは少し違います。
お客さんを「お客さん」にしない、お客さんが「お客さん」状態から脱出できるようにサポートするとも言えそうな気がする🤝(ややこしくなってきた…)

お客さんがこわいなら、お客さんを「お客さん」にしなければいいのだ!

と思ったりしました。個人的には!(逃げ〜〜🏃‍♀️)
もちろん、お客さんを「お客さん」と思い込んで勝手にこわがらないようにもしたい。

得意領域(ものづくり)に関してはお客さんをリードしながらも、同じ目標に向かって、それぞれの責任を持ちながらプロジェクトを形作っていく。そんな仕事ができるように精進します🫶

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