2013年9月20日の日記


 16時ぐらいまではぐだぐだとしている。フローベールを読んだり、文章を書いたり、大山街道沿い地域の歴史のことについて調べたりしていた。

 それから川向こうの図書館へ行く。そこで例によって村上春樹の短編やエッセイを読む。ソファーに座って本を読んでいると目の前の本棚の前で主婦が立ち止まった。そしてそれから腰をかがめたので私の目の前に大きな尻が突き出る形になってしまった。なんとか目をそらしつづけることに成功した。無遠慮に人に向かって尻を突き出すとは全く失礼な人であった。


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 少しだけ欠けた月に照らされながら家路へと急ぐ。何かあやしげで、簡単に人をあやつることができそうな、そんな不気味だが魅力的な光を発していた。


 夕食はトマトシチュー。少しフローベールを読んでからパソコンをする。そこそこ多めに文章を書いたが、質の方は保証できない。なんだか、19世紀から20世紀ぐらいの人間たち(陸奥宗光、川端康成、岡本かの子、岸信介、我妻栄、団藤重光、三島由紀夫、フローベール、ゲーテなどなど…)といった人物のペルソナを借用した壮大な物語を書いてみようと画策中である。…成功するかどうかはわからないが。
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