2013年9月27日の日記


 書くことはないといえばないが、あるといえばある。難しい話のようだが、それは当然だ。簡単な話を無理やりに難しくして体裁を保とうとしているだけなのだから。


 6時すぎにおきてコーヒーを飲んで朝食を食べる。…どんなおかずだったか、ということはよく覚えていない。新聞の内容もよく覚えていない。新聞に書かれている内容に興味を持つことが最近はできない。あまり良い兆候とはいえなそうだ。

 朝の諸々の作業をすませ、ちょっと携帯電話で2ちゃんを見たり、文章を書いたりする。本当は今日は都立図書館に行こうとしていたのだけれど、あまり読みたい本がなかったので躊躇する。しかし行かない、と決めきることもできずにだらだらと9時半ごろまですごす。仕方なくそれからパソコンを始める。英語のサイトを中心に閲覧する。結局今日は外出しないことに決めてしまった。

 昼食は赤飯に最近よく食べる野菜たっぷりちゃんぽんに、イカフライだった。奇妙な取り合わせといえるかもしれない。ちゃんぽんは若干フルーツの味がした。なぜだろう?と疑問に思いながらも食べる。コーンの甘さだったのかもしれない。

 14時から昼ね、16時までぐっすり眠る。夢もがっつり見たが今となっては春に溶ける氷のごとし。

 それから出かける。本屋でギリシャ神話についての本、アルミニウムについての本、オリジナル風車の作り方についての本、などを読む。酸化アルミニウムの結晶がサファイアおよびルビーなのであるということを思い出す。このことは何度も本で読んだはずなのになかなか自分の知識としきることができないでいる。

 

 風車の本については、風車を手作りする、というところにひかれた。塩化ビニールの板を何枚もかってきて、切って、ボルトで金具に固定して、金具をボールや鍋で覆って、コイルを巻いて、磁石をとりつけて…など、なかなか私の生活と縁のない言葉が次々と出てきてとても面白かった。一度無人島にいって風車をたて、それをエネルギーのジェネレーターとして、ロビンソン・クルーソーのような生活を送ってみたいものである。


 家に帰る途中にある建物のガレージのようなところで、男が「おいっ!おいっ!」などと大声をあげながら何かをバンバン叩いていた。遠くてよく見えなかったが、ものすごく何かの事件の匂いがぷんぷんする光景であった。しかししがない通行人Aであるところの私はちょっと首を伸ばして中を覗いただけで、そそくさとその場を後にしてしまった。


 帰宅してさんまを食べる。さんまの腹にでっかいあの白い虫がいた。そういうわけではらわたは食べる気がしなかった。焼けば無害、というのはわかっているが、やっぱりねえ…


 テレビで昭和初期などの古い映像を放出する番組を見る。かなり面白かった。ぜひシリーズ化してもらいたいものだ。


 そして西鶴を読む。この本も10月1日には返却しなければならない。せめて永代倉だけは読みきりたいものと思う。

 その後パソコンをやって現在に至るというわけだ。これからひげとすね毛をきってから眠る予定。ふう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?