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相手の氣を導くとは、このことか!

合気道の稽古では、相手が行きたい方へ、「どうぞ」と導きながら倒します。

だから、殴ろうとして ぶつかっていったつもりが床に転がっている、という事態になるわけですが(先生がやると(汗))

それには様々なコツがありまして。

その一つが、パッと目線を切り替える。

相手がつく瞬間に、自分の目線をパッと相手が行きたい方に切り替える。それから導く。

切り替えを速く。

常に前に氣を出す。

と、毎回言われるのですが、今日、「こういうことか!!」と、思ったことがありました。

仕事をしていて、トイレに席を立ち、ドアを開けたら入ってこようとしていた人がいて、どうぞ、と手を差し出しました。私が。すると、バチバチッと目があい、その時、「あ!!これだ。」と思いました。

「どうぞ、としたら、相手の行きたい方向を見る。」「気持ちをパッと切り替える。」「相手と同じ立場に立つ。」「そうしないと導けないよ。」と、何度も言われていたのですが、いきなり其時、これか!!と、繋がりました。

動物は目を合わせると威嚇(イカク)ととる。
人間も同じ。
威嚇とまでいかなくても、そこで氣が止まる。

というのを、普通に好きな人で、別に威嚇するつもりもなく、フラットな状態だったからこそ、気が付きました。

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