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あこがれ

いと…高き人

叶わぬからこそ願い

届かぬがゆえに欲し

心の望みに
焼け付く芯が
行き場をなくし
逆毛立つ炎を呼ぶ

緩慢な孤独に
封じられ
めしいてもなほ
光を求める


溢れ注ぐ思いに
応えるひとはなく

腕は空に虚しく
さすらう

路の無きが
我が道なら
それもまた
善きとせん

本懐は来世へと
夢をたくし
荒れ地をひとり歩む

焼け付く砂道

瓦礫の道程に
傷付きも

花道の感触に
痛みの軽微を知る

果て至るまでが
わが人生ならば
その時まで
終わりなき旅を
楽しまん





毎日の重ねから私なりの 「思い」を綴っております 少しでも「あなたの」琴線に 触れるものがあれば幸いです 読んで下さり、ありがとうございます