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【シティ優勝】リファインリザードンex/2024S1福山/レイジングサーフ環境

シティリーグお疲れ様でした。
普段愛媛で活動している赤い。と申します。

過去戦績としては過去9回シティリーグに参加し、
5回トーナメント進出が出来ています。(なお、すべて1没)

今回23.10.15に福山カードボックスで開かれたシティリーグにおいて優勝することが出来ました。
対戦・運営・応援いただいた皆様、ありがとうございました。


初めに

本記事はシティリーグで使用したリファインリザードンexの解説記事となります。
リストやマッチアップも無料で公開しているためご覧いただけると嬉しいです。

環境予想

ポケカブックさんが公開してくれているシェア表から判断しました。

ロスギラ、パオジアンが増えていることからミュウVMAXやルギアが多くなるタイミングなのでは?と予想していましたが、当日のシェアはパオジアン23%、ロスギラ16%、ミュウVMAX10%、ルギア5%(サナ13%)と大外れでした。

相性のところでも取り上げますが、対パオジアンはかなり不利なので優勝まで進められたのは僥倖としか言えません。

リストとマッチアップ

シティリーグ福山優勝デッキリスト

リファインリザードンを選択した理由

雪道耐性と初動の安定感があり、リザードンex(HP330)を3回押し付けられる可能性が最も高く、3回すべてワンパンで倒せるデッキがパオジアン以外存在しない
と考えたためです。
他にも細かいところは色々あるのですが、練習時間を最も取れたデッキであったことも、単純ですが大きな理由となります。

メジャーな4種類のデッキタイプ

リザードンは現在大きく分けて4種類のタイプがメジャーとなっています。
・アルセウスVSTAR
・ピジョットex
・リファイン
・ロスト

それぞれに良さがあり、使用者の好みも出てくる部分かと思います。
私個人が考えるメリットデメリットとしては、

【アルセウスVSTAR】
メリット
・こだわりベルトにより打点230になるため、序盤からVポケモンを倒せる
・当たり前だが、2ターン目までの再現性の高さによる安定感

デメリット
・頂への雪道耐性に懸念
・後手の場合、アルセウスVを2体置けないとゲームにならないケースがある
 →置けた場合でも、220-280-330と押し付けられる総HPが減る
・スターバース後、ドロサポ単体では2体目のリザードンが成立し辛い

アルセウス型のまとめ

【ピジョットex】
メリット
・ペパー+マッハサーチによる確定サーチで理想の展開を行いやすい

デメリット
・頂への雪道耐性が一番低い
・ピジョットは2体目を立て辛いことから中盤に狙われやすく、
 倒された場合の立て直しが困難
 →ミライドン、ルギアのレントラーなどで有利対面にも負けうる

ピジョット型のまとめ

【リファイン】
メリット
・押し付ける総HPが一番高くなる(総HP990)可能性がある
・リファイン、バディキャッチによる中盤終盤の安定感、雪道耐性
・ジェットエネルギー+ミュウによる状態異常耐性とグッズへのアクセス

デメリット
・打点が出るポケモンがリザードンしかおらず、序盤は受け回されやすい
・エルレイドへの依存度が高く、キルリアを取られると終盤の詰めが難しい

リファイン型のまとめ

【ロスト】
メリット
・ウッウとリザードンの打点の噛み合い 180+110、210+110
 →リザードン共通課題の「序盤の打点の低さ」を綺麗にカバーできる
・豊富な入れ替え札により状態異常耐性が高い
 →穴抜けの紐で序盤のVやexを躱してサイドを進めやすい
・サイドの取らせ方で1-2-1-1-2が狙える(総HPは960計算)

デメリット
・2進化デッキのためアクロマ、花選びの選択難度が高い
・終盤のナンジャモへの耐性に懸念

ロスト型のまとめ

各デッキタイプの相対的な指標

●デッキパワー
ピジョット>アルセウス>ロスト≧リファイン

●サイドレースの強さ(2-2-2のされにくさ)
ロスト≧リファイン>ピジョット≧アルセウス

●ポケモンの攻撃バリエーション(柔軟性)
ロスト>ピジョット>アルセウス>リファイン

●雪道耐性
リファイン>ロスト>アルセウス>ピジョット

●ボールの多さ、ドローの多さ(安定感)
リファイン≧ロスト>アルセウス≧ピジョット

筆者が考える各指標のバランス

パワーは下がっても序盤の安定感や、雪道+手札干渉に屈さず戦い切ることを重視し、リファインを選択しました。

環境デッキとの相性

筆者個人の感覚となります。
ここに記載しているデッキとの対面例は後半に記載しています。

【対サーナイト】
先手6:4 微有利
後手4:6 微不利

【対パオジアン】
先手3.5:6.5 不利
後手2:8 ド不利

【対ロストギラティナ】
先手5:5 互角
後手4.5:5.5 微不利

【対ミライドン】
先手6:4 有利
後手6:4 有利

【対ミュウVMAX】
先手7.5:2.5 かなり有利
後手6.5:3.5 有利

【対リザードンミラー】
デッキタイプにより若干の差はありますが、サイド2ポケモンを先に攻撃した方が有利となるケースが多いです。

【ルギア】
先手7:3 有利
後手6:4 有利

【その他】
インテレオンウーラオス 微不利※モミや展開次第
ゾロアークバレット 不利
ロストバレット 有利
カビゴンLO 互角※ジェットエネ、スタートポケモン次第
アルセウス+α ギラティナは有利、アローラロコンは不利

ご拝読いただきありがとうございます。
無料部分はここまでとなります。

有料部分では採用のカードの解説や、ポケモンの配分理由、相性のところで紹介した各対面をもう少し細かく解説させていただきます。

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