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3度目のバッテリー交換の話。

相当前の機種のiPhoneを7年以上使っている。日常の連絡手段であることと、暇潰しができる機能があれば今のもので私には充分。携帯電話に十なん万円も金を積むのなら、そのお金でいつもより少し高級な食事ができればいいし、何だったら毎月の買い出し何回分を無駄にするのかと考えてしまう。とは言え、バッテリーが長く持たないため、これまでに2度バッテリー交換をした。

ある月曜日、自宅近くの店舗に予約をし、土曜日に店舗へ持ち込むことになった。いざ、店舗に行くと店員は私の古いiPhoneのバッテリーの在庫が無いと言う。隣の駅の店舗になら在庫があるかも知れないと店員の案内を聞きながら、「無いなら無いで、もっと前に、事前に連絡くれたらええのに」と思った。

案内を聞くことと心のうちで吐き出す文句で思考が並列しながら、私は言った。「その別の店舗に着いてから、結局、在庫が無いという可能性があるのか」と聞くと、そうだと言う。「現時点でその店舗には在庫があるのかどうか確認する手段は無いのか」。それにも、そうだと言う。何だその扱い。適当に会話を済ませて店を出た。

すぐに別の店舗でのWEB予約を試み、週明け次の月曜日には交換できたらいいなと思ったが、ふと、その上でその店舗に電話をかけてみた。電話の向こうの店員には、先ほどの相手には無い親近感を感じつつ、結局、在庫が無いという可能性があるのかと聞くと、丁寧な口調でこう説明された。「お使いの機種(のバッテリー)は、もう店頭には置かないようになってしまってるんです~」そうなんだ。

これが聞きたかった。



本質はそこだろ。行っても結局無いかも、ではなく、最初から無い(置かない)だろ。

私にも接客の経験があるし、会話のマニュアルがあるのは分かっている。何かノルマがあるのかも知れない。様々何十人、何百人もの客を相手にするのだろうね、でも、会話はもっと簡単だよ。。


古い機種を使ってんのが悪いんですけどね。