占星術やスピリチュアルにほんの少しでも興味がある方ならまず避けては通ってないだろうワード【風の時代】についての考察です。グレート・コンジャンクションとは...？についてはもう名だたる先生方が各種記事にまとめてらっしゃいますので割愛いたしますが（仕組みや一体なのかはググってみてね！）大型天体である木星と土星の20年ぶりの急接近であり、今回「土（地）の時代から風の時代になる！」と騒がれているのはミューテーション（エレメントの移動）があるからなんですね。今まで200年ほどこのグレート・コンジャンクション（木星と土星の最接近）は地のエレメントで起こっていたのですが、今回2020年12月22日のグレート・コンジャンクションを機に軸が「風のエレメント」に移ります（ミューテーション）。本noteではこの風の時代を残り3つのエレメントである火・地・水のエレメント視点から風を考察しておりましたが、今回は総括記事となります。3エレメント視点からのそれぞれは以下のリンクより御覧ください。

体毛は必要か否か問題

いきなり毛の話ですみませんが、重要なことですのでお話したいと思います。私は12年ほど東京に住んでいたのですが（3年ほど前から故郷の長野に戻っています）その時に日常的にほぼ毎日電車に乗っておりました。最初東京に来たのは2005年で大学進学が理由だったわけなのですが、私この2005年の丸一年の記憶がほぼほぼないんです...東京着いてからというもの、生活の変化の負荷がすごかったのか、入学して4月〜6月くらいにずーっと咳してたのは覚えてる。全然治らなくて辛かった思い出。あと新宿とか歩くと怪しいキャッチとか新興宗教の誘いとかにすぐ捕まってて、誰の言葉をどう信じたらいいのか分からなくて疲弊しきってた記憶。必死に「この街の空気になれなきゃ！」とついて行っていたんだと思うのですが...。とにかくひたすらに【順応】にだけ振り切っていた1年が2005年です。

ああそうだ、毛の話でした！都会の電車の中って様々な広告があるのですがその中でもエステや脱毛に関する広告ってめっちゃ多いと思うんです。「その体で大丈夫？」「恥ずかしくありませんか？」というコンプレックスに訴えかけるような広告って今もあるかも知れないけどすごく多かったような気がするんです。

昨今でこそボディポジティブの考え方「私は私の体で最高！」という考え方が広まってきているのでだいぶおさまっているとは思うのですが...。

で、最近自分のボーボーの脇毛を顕にするモデルさんやアーティストさんが出てきたり、刃物メーカーさんが #ムダかどうかは自分で決める というムダ毛処理は本当に必要か？という広告を出していたりして、ツルツル至上主義だった感じがかなり解消されていっています。

人間を突き動かすのは"進化欲"である

人間はオランウータンといとこみたいな遺伝子配列であり、この世のホモ・サピエンスとほぼ何もかも変わらないのだけれど、他の哺乳類よりも知能が高くてめっちゃ道具を開発するということは事実。実は今の人類が劇的に進化したのは道具を使って動物の骨を割り動物の骨髄液を飲み始めて肉食をはじめた辺りかららしいのですが、この行為辺りから脳みそが肥大しているそうなんです。ここで一個大きく進化してしまった。

おそらくなんですが、人間が体毛をなくそうとしたり美容整形手術したりして外見を"不自然"に変化させる行為って、人間の進化の過程としては"自然"な気がする。脳みそが大きくなりすぎてしまったがゆえに色んな事が気になりすぎちゃって、手を加える範疇が劇的に広くなってしまったんだと思う。その結果「悩む」という人間特有の弊害が生まれる。

人間が本来自分を守る体毛を捨ててまで毛のない姿に変容しようとしたか？っていうところに、人間のとてつもない【進化欲】を感じる。

これこそが、"高等生物"人間のナチュラルな姿ではないのだうか？

しかしながら人類は生物でもある

人間として生きる前に、生物として生きる。
そこを忘れると高確率で病みます。"悩み"というものに振り回されます。

生物の基本は、
自分の体に丁度いいものを食べて（摂取して）、栄養素を取り込み、余計なものを排出すること。この循環を忘れなければ基本的に悩まない。

動物園に行くと「動物が体調を崩すのでエサを与えないでください」って書いてありますよね。

その生物生物に丁度いい食べ物と摂取に最適なタイミングがあります。

"人間"はそのことを忘れています。

というか、忘れてしまうような社会の中に入ってしまっています。冒頭の脱毛のこととか。気づいて自分で調整できるならばいいのですが、流されているとどんどん自分の心を見失います。

"人間"として進化し続ける人類の誕生

風の時代になると「情報を見極める力」がすごく大切になると思います。グレコン前のここ20年でも一気に情報が溢れましたよね。ちょっと脳みそで消化しきれない量なんです。昔の人が一生涯で知るような情報量を、現代人はたった1日で"摂取"してしまっている。何も摂取は食べ物に使うだけじゃなくて、情報にも使える言葉です。

脳みそをでかくしよう！でかくしよう！でかくすれば、情報は処理できる、なんとかなる！として"人間"は進化しようとしてしまうのですが、ちょっと生物としての基本フォームから逸脱しようとしている勢いで進化してしまおうとしているため、生物側から「ちょっとまったああ！」ってストップかかったのが２０２０年の状況だったんじゃないかと思うんです。そこを振り切ってでも、というか逆に発破かけられた感じで

生物であることを完全に放棄して、"人間"として進化し続ける人類。

が、おそらく風の時代には生まれます。

自分の【進化欲】はいかほどか？を知り"ナチュラル"を知る

風の時代は、さらなる技術発展とバラエティに富んだ適切なサービスのカスタムにより出来る事が格段に多くなります。

けど、出来るからやる。をやり続けていると、どっかで必ず生物としてのストップがかかります。

出来るからやる、をやるのは「本当にそれをやりたい人だけ」です。

だから周りの雰囲気に流されてやれることをなんでもやっていたらおそらくすごい迷子になります。

かといって"人間"の社会の中で生物としてのフォームにこだわり続けているのも自然じゃない。

それぞれがそれぞれのバランスで"ナチュラルさ"を見つけていくしかないのでしょう。

そしてそれぞれのナチュラルさの選択を尊重し合う。

きっとそんな時代に風の時代はなっていくのではないでしょうか。