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夏休みといったらラヂオ体操

実は1か月前に下書きしていた記事を今頃あげてみる。

ラジオ体操、noteをみている人ならやったことがあるかもしれない。

これは引っ越す前の、それこそ数年前の話だが、町内会の回覧版が回ってきたのだ。

「ラジオ体操が今年も開催!小学生自由参加、20回参加で図書カード500円」ということである。

私が子供の頃は、図書カードなんてものはもらえず……。
いや、むしろもらえるのはただのスタンプだった。

スタンプカードに、自転車で30分、いや25分かも――のところにある、遠いマックのポテト割引券がついていたのを今でも覚えている。
それが図書カード500円とは、羨ましい限りだ。
しかし、その回覧板をみている私に主人はいった。

「別に、いく必要ないんじゃない?」

確かに、そう思うのかもしれない。
しかし、私の考えは違った。

私「夏休みといえば、ラジオ体操にいかなきゃダメだと思う。眠い中、訳も分からず、たたき起こされ、理不尽だという気持ちを抱え、ラジオ体操をさせられる……こんなインパクトのある夏休みの開幕があるだろうか」

主人は一瞬(なにいってんだコイツ……)という表情をした。
しかし、そのあとすぐに思い直したのだろう。

「確かに、あの訳の分からないまま、やるラジオ体操は……夏休みのはじまりっぽい」

――どうやら、わかっていただけたようだ。
主人も同じ思いをしたのであろう。

これだけを切り取ると、なんだか毒親っぽく思えるかもしれない。
が、ラジオ体操には「子供を起こす」&「休みでもこどもの体内リズムを整える」&「ラジオ体操にいっている間、朝食を準備する」という親の仕事が多く含まれる。

どちらかといえば、ラジオ体操にいかせない方が楽ができるのだ。

そうして終了し、眠そうな子供を毎日起こし、もってきた図書カードで好きな本を買わせる。
今は町内会が開催していないので、ラジオ体操はない。

そして、最近、こどもに夏休みのラジオ体操を覚えているのかを訊ねてみた。

「すごい眠かった……神社でやってたやつでしょ?しかもさ……」
延々と語るあたり、どうやらめちゃくちゃインパクトがあったようだ。

noteをみている人なら覚えがあるかもしれない。
忘れっぽい私が、いまでも、30年以上経っても覚えているのはそれだけインパクトがあったということで、それはそれでスゴイんだと思う。

なめてはいけない、夏休みらしい、私なりの夏休みのラジオ体操の話でした。

やーさん、ありがとう夏っぽい、夏休みっぽい眠ってた記事をかけました!



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