岩渕敏司

はじめまして。細々と時には大仰に俳優をしています。岩淵ではなく岩渕です。迷路みたいな淵…

岩渕敏司

はじめまして。細々と時には大仰に俳優をしています。岩淵ではなく岩渕です。迷路みたいな淵ではありません。また、サトシではなくトシジです。生まれは東京都、育ちは埼玉県、オトナになってから東京都墨田区から杉並区、現在は愛媛県松山市に移住しています。

最近の記事

シアターねこ閉館についての忸怩

松山市唯一の小劇場「シアターねこ」が2024年8月いっぱいで閉館となるとのことだ。あと4ヶ月くらいか。 東京にはたくさんある小劇場だが、地方都市ともなるとここしかなかった。 愛媛で初めて仕事をしに来たとき、ここがあることにホッとしたことを思い出す、もう7年も前の話だ。 もちろん劇場は他にもあるし、好きな小屋も他にもあるが、金の匂いがしないというか、道徳的な匂いがしない、いわゆる表現の自由の場である小劇場は「シアターねこ」がメッカであると思う。 2023年に僕が立ち上げ

    • 本番中にセリフを思い出せなくて、家まで帰るというとてつもなく恐ろしいおっかない、あってはならない、ありたくない夢を見た!あーやだ(笑)

      • イワントモリ(ポストパフォーマンストーク)

        役者人生初の自己主宰公演、イワントモリ「山の声 -ある登山者の追想」が、愛媛県東温市(東温アートヴィレッジセンター シアターNEST)、高知県高知市(ミニシアター蛸蔵)、愛媛県松山市(シアターねこ)で終了しました。 旗揚げ公演で、ツアーをやるのは無謀なのだそうです。 それを全く知らずに終えることができたのは、 敏腕な森田くんや、有能なスタッフさんや、 なにより会場に駆けつけてくれたお客さんのおかげです。 はじめてにしては上出来です、と言う図々しさ! さて、全12ステージ中

        • 忸怩たるギターへの想い②〜完結そして輝く展望〜

          ※写真は2021年のお正月、ギター巧者の梶くん(写真左)と、な、なんと!Gコードが来たらそれだけ弾いている僕(写真右)の写真です。(猿岩石/白い雲のように を演奏しています) 〜前回の続き〜 さあ、いよいよ街のギター屋さんへ、 愛器を売りに行った僕です(愛器って言うな) ハードケースつきの僕のモーリスのギターを もう弾かないからって、僕は勢いよく、 売りに行ったのだ、街のギター屋さんへ! 目の前で、査定を始めたお兄さん 「いつ買ったんですか?」とか 「他にも持ってるんで

        シアターねこ閉館についての忸怩

        • 本番中にセリフを思い出せなくて、家まで帰るというとてつもなく恐ろしいおっかない、あってはならない、ありたくない夢を見た!あーやだ(笑)

        • イワントモリ(ポストパフォーマンストーク)

        • 忸怩たるギターへの想い②〜完結そして輝く展望〜

          忸怩たるギターへの想い

          ※忸怩というのは、深く恥入る様子なので、それに伴って長いです、文章・・・ 僕はコロナ禍の2020年にアコースティックギターを買った ステイホーム、そんな人多かったのではないでしょうか YouTubeでもたくさんの先生が増えた(お気に入りは、なつばやし先生と、生ギター大百科先生) 東温市に住んでいる信頼できるギタリストに、信頼している松山市のギター屋さんに連れてってもらって、試し弾きしたりして、モーリスの4万円ほどのギターにしたのは2020年の11月 ほんとはもっと高額

          忸怩たるギターへの想い

          星空の記述

          孤高の人、上下巻を読み終えて、満ち足りたきもち 上巻で星空の場面があって、そこがめちゃくちゃによかった 何度か読み返してしまった あの本の中で、あの箇所だけ突出して美しいと感じた だいじにしたいと思った 後悔はしてないんだけど いやしてるのかもしれない ま、どっちでもいいか 灰色にしておいて、一生懸命やろうと思う

          星空の記述

          孤高の人

          今、下巻 やはりとてもおもしろい 運命とかはあまり信じないが、 読むタイミングとかはきっとある気がする ビデオやDVDはちょっと前までTSUTAYAで借りるものだった どれを見るかを悩んでいる時間が楽しいものだったが 「作品がおまえを選んでいる」 と言われたなぁ あれ言ったの誰だっけなぁと わりと考えても思い出せないね

          孤高の人

          本は本当の本

          こんばんは かなり時間が空いてしまった僕のnoteは、放置してしまっていた! TwitterやInstagramは更新意識が根づいてるが、noteはまだまだ意識づけがまだみたいだ 夏は忙しくしていたが、秋は余白を持たせている 来年から忙しくなると思うので今は準備期間 とはいえ、ひとりで進めるわけではないので(ひとりで進めちゃう時もあるけど)それ以外の時間は読書とギターの練習に再び着手 本は、どんなに有名な本でも、読むときはその本と読者の僕の差し向かいになるから、本はおも

          本は本当の本

          ひねる

          こないだ朝のラジオで今夜俳句久しぶりにひねってみよっかな!と言ったので、実行中 東京に俳句の先生がおりまして、「毎月七句つくって送ったら赤ペンされたものが帰ってくる方式」なんですが、毎月というかしばらくできていなかった 今月は学校もないので、収入面は焦るけど、時間は増えたので、久しぶりに句作に励んでいます 出来はどうであれ、久しぶりのこの感じ 頭が整理されるし、とてもいい 日記とまた違う感じ、人に見られることを前提に作るからかなぁ こういうこと書いたらダメだろうか

          はじめてひとりで観た映画

          ふと、はじめてひとりで観た映画のことなどを 【セント・オブ・ウーマン 夢の香り】 日本公開は1993年 愚生18歳のとき、大学入学前にデビューしておこうと、はじめてひとりで観に行った映画(埼玉県大宮市まで) とてもいい作品で観客デビューしてますねぼく 字幕を見逃してなるものかと必死に追いかけていたのが懐かしい ※はじめての字幕は「植村直己物語」で突如出てくきた字幕 あれには面食らった 調べたらぼくまだ11歳だから仕方ないか でも強烈に残っている なんて書いてあった

          はじめてひとりで観た映画

          非常勤講師はex.となりの家の口うるさいおじさん③みんながんばれ俺もがんばる

          昨日は河原学園声優タレント科の卒業式と謝恩会でした 僕は見送る立場でした 今回含めて卒業のタイミングは3回あったんですが いつも自分が公演中だったりで行けなかったのです 今年はやっと参加できました(これも地域に根ざしてこれているということかな) 毎年卒業生はかわいいのだけど 今年はひときわ、かわいかったように思うこれまでの卒業生ゴメンなんだけど たぶん、生徒に対して僕の角みたいなものが取れてきてるんだと思われる さて、声優タレント科という学科ということもあり、声優志望が

          非常勤講師はex.となりの家の口うるさいおじさん③みんながんばれ俺もがんばる

          非常勤講師はex.となりの家の口うるさいおじさん②

          こんにちは 時が経つのは早いもので、前回から2週間ほど経ってしまいました さて、前回書いた僕が演劇の講師をしてる河原学園の進級・卒業公演の模様がYouTube上で公開されていますので、よかったら(ぜひ)ご覧ください。 1年生進級公演「僕らはみんな恋してる~死霊編~」作:辻野正樹 出演は河原学園 声優タレント科の1年生です みんな若い そして僕も出て平均年齢を爆上げしています 本来は僕の演じた役も生徒がやる予定でしたが、降板を希望したため、本番も迫っていたことも相まって僕が

          非常勤講師はex.となりの家の口うるさいおじさん②

          非常勤講師はex.となりの家の口うるさいおじさん①

          ぼくは2019年に俳優として、東京から愛媛県松山市に移住しました 生活の糧として、松山市中心部に在る専門学校の「声優タレント科」という学科で非常勤講師として、演劇(お芝居)の先生という立場をもらっています それだけでは生きてゆけなく、移住当初はただただ扇風機の風に吹かれ、冷や汗を吹き飛ばす5月も経験したりしましたが、その後はFM愛媛でも仕事ができるようになりまして、もちろん本当に一番履いていたい草鞋である演劇のプレイヤーとしての仕事もしています そのあたりはいつかまた

          非常勤講師はex.となりの家の口うるさいおじさん①

          この世に三人だけ

          家人がちょっと出ているので(家出ではありません) 就寝の際、僕とネコ2匹(アコヤマとスー子)だけで眠ることになる 電気を消して、部屋がシンとする 僕の左手にアコヤマ、右方にスー子、 この世に三人だけしかいないのではないか? 他には誰もいないのではないか? と、ちょっと感じなくもない静けさ ちょっとゾッとする が、ちょっとそんな気持ちも、ちょっとすき

          この世に三人だけ

          愛はハートの黒い十字架

          久しぶりに工藤静香さんの「Again」を聴いた YouTubeでのオススメに出てきて、夜のヒットスタジオでソロとして初登場したときの模様だ イントロは省略されていたがフルコーラスで歌っていた 周りからの指示もあったと思われるが、1コーラス目はそこまで力を入れて歌わず、2コーラス目からヒートアップしてゆき、大サビではめちゃくちゃ飛ばしてる展開が、ありありとわかる歌唱で、ドラマチックですごくよかった リアルタイムで見ているこちらは子どもだったし、そんな狙いには気づいていな

          愛はハートの黒い十字架

          うちの下の子のスー子というのがおりまして、そいつに鼻を噛まれました めちゃくちゃ痛かったです その証拠に出血するほど 二人でじゃれあっている時に、僕の鼻の穴の中に、スー子の歯が入ってしまって、スー子が口を閉じてしまったため、なかなか取れませんでした こいつがそのスー子です だいすきです!