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第1回作戦会議@反抗期なめんなよ。

子供たち自身が試作~営業~販売という「商い」を実体験するプログラム、「子商塾」に初参戦。

今回は第1回の作戦会議の模様をお伝えしようと思います。

前回の記事はコチラ

他地域の子商塾の様子はコチラ

さて、子商塾@こうげを開催しようと決めたのが6月末。
ちょうど、道の駅しんよしとみで7月23日にマルシェを企画してることを知り、そこに出店したいと思いました。

ただ、他の地域での活動を参考にすると4回~5回の事前研修をしていたので、その時点でギリギリ。塾生がいなけりゃ始まらないw
第1回目の作戦会議を7月9日に設定して募集要項を作りました。

同時に、知り合いに打診したところ、ひとまず6年生のKちゃんをゲット!
それから2,3日してKちゃんと同じ6年生がもう2人参加してくれると嬉しい報告が!

こうして「子商塾@こうげ」の1期生3人でスタートすることになりました。

第1回作戦会議

さて、第1回作戦会議。

知り合いの娘さんのKちゃんは3年くらい前からよく会うこともあったので顔はわかるし遊んだこともあったけど、他の2人は初対面。

僕にも娘はいるけどもう23歳だし、小学6年生としっかり話すことなんて10年以上ぶり。

前日まで資料作りもそこそこに、どうやって心を開いてもらうかが心配でしたw

自己紹介してくださいって言ったって、きっと恥ずかしがって名前言ってよろしく!くらいしか言わないだろうってことで、次第にも書いてある通り、他の人を紹介する「他者紹介」をしてもらおうと企てました。

そして迎えた第1回作戦会議当日。

机OK!資料OK!ジュースOK!お菓子OK!
緊張しながら17時を待つ。

ガラッ。扉が開かれてKちゃんとKちゃんママが入ってきた。
そして第1声。
「ごめん!あと1人が来れなくなった!」
わお。でも、おーけーおーけー。来れないもんは仕方ないっす!

そうこうしてたらまた扉が開いて、女の子2人とママさんの3人が入ってきた。参加するのは6年生のFちゃんだけど、4年生のSちゃんもついてきたので参加するかわからないけど一緒に聞かせてほしいとのこと。

おぉ!ぜひぜひ!Sちゃんも面白そうだったら次回も参加してくださいとお願いし、(半ば強引にw)席についてもらった。

こうして、小6のKちゃんとFちゃん、小4のSちゃんの3人でスタートすることに。

まだまだ緊張気味な第1回作戦会議の様子

子商塾の一通りの説明をしていざ自己紹介(他者紹介)へ!

それでは、自己紹介(他者紹介)いってみよー

KちゃんがFちゃん。FちゃんがKちゃんとSちゃんの2人を紹介してもらうようにして、他者紹介スタート!

と言ってスタートしないのが6年生@思春期真っ只中w

お母さんたちも見てるし、目の前にはおっさん1人。
そりゃ、話せないよね。普通。

見通しが甘かった(反省)
そこで急遽インタビュー形式に。
僕が好きなことや好きな教科、好きな漫画や遊びのことを聞くスタイルに。

以下ヒヤリングしたこと。

Kちゃん(Fちゃん目線)⇒好きなことは"絵を描くこと”。ユーチューブのキャラクターを描いてる。推しの子が好きでゲーム(スプラトゥーン)が得意。

Fちゃん(Kちゃん目線)⇒折り紙が得意。好きな教科は算数。

Sちゃん(Fちゃん目線)⇒Fちゃんの妹。好きなもの=たまごっち。得意なことはたまごっちを育てること。

たまごっちの再ブームに驚いた。
来週までに推しの子観るw

ルール説明

その後、今回の子商塾@こうげのルール説明。
①なるべく自分達でする。
⇒自分達で考えること。自分達で決めること。大人はアドバイスはするけど答えは教えない。

②自分達で調べる。
⇒学校と違ってカンニングOK。図書館でも本屋でも誰に相談しも良い。わからなかったらググる。

③失敗してもOK
⇒間違っても良いし、失敗上等。たくさん失敗して、なぜできなかったかを話してみんなで改善していこう。

④楽しむ
⇒とにかく楽しんで。面白くないと続かない。リラックスしてゲームをする感覚で、遊びながら学んでいく。

そんなことをお話ししました。

また、オンラインで参加してくれた浅田さん@伊豆市と西田さん@大分市からも子商塾の説明やアドバイスをしてもらいました。(心強し!!)
お二人の子商塾の取り組みも見てください↓↓↓↓↓

粗利益を知ろう。

ここからは少し勉強。
粗利益の計算の仕方を説明しました。

稼いだお金で何を買いたい?何に使いたい?
それを買うにはいくら稼がないといけない?
いくらで何杯を売らないといけない?

「粗利益」という言葉も初めて聞いたんじゃないかな?

ここでは浅田さんが作った資料を使い、レモネードを販売する時の原材料費から、1杯当たりの利益額をだしました。

それから自分たちの稼ぎたい金額を達成するためには何杯売らないといけないかを計算してもらいました。

計算式から答えを出すのではなく、
わかっている条件から正解を求める。
また、何の値(金額・量)がわかれば答えに行き着くかを考える。

簡単そうだと思うけど、実際やってみると子供たち(ママさんたちも)意外に苦戦してました。※僕の説明が下手だったのかも(汗)w

第1回目の一番の"めあて”は粗利益の計算ができるようになること。

これからスーパーやコンビニに行ったときに、また、あらゆる対価を払う場面で”なぜ金額で売っているのか?”、"この金額で儲かるのか?”その金額になっている背景(原材料・人件費・家賃・販売数量etc)を考えてもらえるようになるとありがたいなーと思います。

まとめ

そんなこんなで終わった第1回作戦会議。
2時間だったのでちょっと詰め込みすぎたかなー。。。

とにかく終わって一安心。僕が一番緊張していたことだけは確かです。

嬉しいことに、ついてきただけだったSちゃん(Fちゃんの妹)も、無事次回も参加してくれるってことになりました。

次回、第2回作戦会議のめあてはメニュー(何を売るか)の決定!
どんな人が来るの?その日、その時、何が欲しいと思う?
僕はマーケティングの面白さを伝えられるのか!?

そして反抗期かつ思春期の子供たちの心をいかにして掴むか?
ひとまず"たまごっちと”と"推しの子”を予習しておきます。

乞うご期待!

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