海洋のプラスチック汚染

 本格的な取り組みを始めて10年は経過している、市民のプラ廃棄意識は格段に上がり、その効果が少しは出ているだろうと楽観視していたが、さにあらず、海洋のプラスチック汚染は05年以来、「急激かつ未曽有の」規模で増大していることが発表されている。
国際研究チームは、『緊急に政策措置を講じなければ、プラスチックが海に流れ込むペースは現在から40年までの間に約2.6倍増える』と予想している。人間が無造作に廃棄したプラスチックは形を変えて、人間に帰ってくる。その時は既に遅く、地球の生態系を著しく損壊するかたちで現前することになる。


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