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歌手リナ・サワヤマさん

 時々彼女についての記事を目にするので言及したい。日本のメディアは日本人歌手と書くが、欧米では代名詞日本人はない。5歳から生涯英国定住で生活、日本の都合は二重国籍は認めていないから「日本人」ということだ。アーチスト活動において社会派である意味において世界的に注目されている、英国音楽協会の賞の国籍開放も話題になった。
また、2018年、『自分はジェンダーを問わずに人に引かれるとして、パンセクシュアル(全性愛者)であることを公表した』。
歌手としての名声を得る活動の彼女の原点になっている訳だが、性的在り様の多様性と人権は、正に今の喫緊の課題だ。「ブーム」とも表現できる。
ケンブリッジ大学で政治学、ビジュアル、映像、心理学をマスターしたとある。「STFU!」、「Hold the Girl」を聞いてみたが、成程、それらは最前線のものが羅列されている。今の羅列をアートだと定義する理解には無理を感じざるを得ない感想をもった。

「STFU!」には彼女の認識の甘さを感じた。音の斬新さがみれないのが残念なところだ。しかし、これはミュージック(音の集まり)において重要なファクターである。彼女をアーチスト成らしめている原動力、『いつでも、真実と共に前を歩きたい・透明性が一番大事』、これは素晴らしいことだ


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