ガザ南部、遺体の掘り起こし作業

 今月7日に軍がハンユニスから撤退した後、ナセル病院の中庭集団埋葬地から新たに73人の遺体がでたと報じられている。これまで合計で283人に達したとある。発掘作業を指揮しているハンユニス文民保護局は400人が行方不明になっていると述べているようだ。

遺族が暫定的に病院敷地内に埋葬したのを墓地に移す為に積極的に探している、しかし、見つからないことが多い。というのも、軍が人質の確認のために掘り起こし、イスラエルに持ち帰りDNA鑑定をしている、違う場合は、元に戻しているというが、果たしてそのような手間暇を掛けるかは疑問だ。住居地であっても遺体の回収ができないのが戦争の悲惨さだ。ユダヤ人に限ったことではないが、戦争の結果とはこんなものだ。この惨忍さを諫めることの方法をどこもとらないからこれからも同じことが繰り返されるであろう。


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