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【葬送のフリーレン】登場人物の性格・個性の英語表現②

漫画「葬送のフリーレン」では、様々な個性を持ったキャラクターが登場し、フリーレン一行の旅に彩りを加えています。

一方、英単語などを記憶する際に、絵など他のものと関連付けると、再度それを見た際に単語を思い出し、長期記憶に定着しやすいと言われています。(下記サイト参照)

本記事では、漫画「葬送のフリーレン」に登場するキャラクターの性格や個性を、幾つかの英語表現で紹介したいと思います。

本記事は以下リンクの続きになりますので、ぜひご確認下さい。


本記事での注意点として、紹介するキャラクターの性格・個性は、あくまで一つの側面をピックアップしているため、その性格・個性がキャラクターの全てではないことを、ご留意頂きたいです。

本記事では、記述の根拠として漫画「葬送のフリーレン」の内容を引用しますが、大きなネタバレになるような箇所は避けるようにします。



デンケン

一級魔法使い試験にて登場したデンケンは、宮廷魔法使いという身分にありながら、やると決めたことは最後まで醜く足掻くような泥臭い性格を持っています。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第45話より

ポジティブ

上記の特徴を、断固とした意志を持つという意味で捉えると、以下の表現が例として挙げられます。

determined

もう少し直接的な感じで"strong-willed"という単語も使われますが、個人的に"determined"の方がよく聞くので、そっちを選びました。


ネガティブ

上記の特徴を、頑固なという意味で捉えると、以下の表現が例として挙げられます。

stubborn

醜く足掻くのも大切ですが、あまりにもしつこいと"stubborn(頑固な"と思われてしまうので、ほどほどに他人の意見も聞きましょう。


ヴィアベル

同じく一級魔法使い試験にて登場したヴィアベルは、あまり理想論に囚われず、その場で必要なことを非情なまでに行う人物です。

試験で同じパーティーだったエーレにも、勝つためには卑怯な手を使うと評されています。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第41話より

ポジティブ

上記の特徴を、実利的なという意味で捉えると、以下の表現が例として挙げられます。

pragmatic

作者が意図したかどうかは不明ですが、ヴィアベルが持っている魔法の杖って、短くて動かしやすいので、"pragmatic"な彼の性格をよく表現してますよね。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第39話より


ネガティブ

上記の特徴を、非情なという意味で捉えると、以下の表現が例として挙げられます。

merciless

ほぼ同じ意味で"ruthless"もよく使われます。

違いはあるらしいですが、あまり気にするほどの差ではないと思うので、先に思い浮かんだ方を使っても問題ないかと思います。


ユーベル

同じく一級魔法使い試験にて登場したユーベルは、作中でも屈指の魔法の天才で、感覚で魔法が使えてしまいます。

実際に、相手の魔法に共感すると、その魔法が使えてしまうくらいの感覚派です。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第46話より

ポジティブ

上記の特徴を、直感的なという意味で捉えると、以下の表現が例として挙げられます。

intuitive

人の性格を表現するのにも使われますが、どちらかというと物事が「直感的である」という使われ方が多いです。

なので例文としては、"Übel has an intuitive understanding of magic."みたいな感じで使います。


ネガティブ

上記の特徴を、いいかげんなという意味で捉えると、以下の表現が例として挙げられます。

sloppy

"sloppy"は「あまり細かいことは気にしない」というニュアンスで、ネガティブな印象の単語です。

彼女の使う「大体なんでも切る魔法」も、魔法に対する"sloppy"な理解をよく表現していますね。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第54話より


ラント

同じく一級魔法使い試験にて登場したラントは、ユーベルとは逆で、魔法を論理的に理解することを好みます

そのせいで、ユーベルにキツい態度を取ってしまったこともあります。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第46話より

ポジティブ

上記の特徴を、論理的なという意味で捉えると、以下の表現が例として挙げられます。

logical

プライベートな場は別として、仕事で"logical"と言われることは、かなりの褒め言葉だと思うので、目指したいものです。


ネガティブ

上記の特徴を、細かいことにうるさいという意味で捉えると、以下の表現が例として挙げられます。

nit-picky

私は最初、"nit"を「セーターのニット」の意味で、その毛糸をつまむことなのかな、と思っていたのですが、"nit"は「シラミの卵」という意味で、それを髪の毛から細かくつまむ、という動作が語源らしいです。

"logical"になるのは大歓迎だと思いますが、細かい問題まで口うるさくなると、"nit-picky"としてネガティブに捉えられがちです。


メトーデ

同じく一級魔法使い試験にて登場したメトーデは、魔法使いなのに女神様の魔法を使えたり、拘束魔法や精神操作魔法も使えるなど、何でも器用にこなすことのできる人物です。

原作:山田鐘人/作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」第52話より

ポジティブ

上記の特徴を、多芸多才なという意味で捉えると、以下の表現が例として挙げられます。

versatile

人に使う際は上記の意味ですが、ものに使う時は「多目的な」という意味にもなるので、"soy sauce is very versatile.(醤油は何にでも使える)"みたいな感じでも使えます。


ネガティブ

上記の特徴を、何でも屋という意味で捉えると、以下の表現が例として挙げられます。

jack-of-all-trades

"jack-of-all-trades"自体はそこまでネガティブな意味を含みませんが、慣用句として"master of none(優れた所がない)"が後に付くイメージがあるので、受け手によってはネガティブに捉えられる可能性があります。


その他

他にも紹介したい登場人物は数多くいますが、線引きが難しかったので、登場回数が多くて、かつ比較的性格がわかりやすい登場人物を選びました。

他キャラのファンの皆様、申し訳ありません!!


プチまとめ

・デンケン
"determined" or "strong-willed"
"stubborn"

・ヴィアベル
"pragmatic"
"merciless" or "ruthless"

・ユーベル
"intuitive"
"sloppy"

・ラント
"logical"
"nit-picky"

・メトーデ
"versatile"
"jack-of-all-trades"


まとめ

本記事では、漫画「葬送のフリーレン」に登場するキャラクターの性格や個性を、幾つかの英語表現で紹介しました。


長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。

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