A refrein in Frieren@Refrieren

葬送のフリーレンが好きです。完全なアナグラムでは無いですが、この漫画には多くのリフレイ…

A refrein in Frieren@Refrieren

葬送のフリーレンが好きです。完全なアナグラムでは無いですが、この漫画には多くのリフレイン(frieren ↔refrein)が組み込まれています。どのようなリフレインがあるかを共有することを通じて、葬送のフリーレンの魅力を発信できればと考えています。

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  • 魔法はイメージの世界

    漫画「葬送のフリーレン」に出てくる魔法について、関係する記述や場面を整理することで、この世界での魔法とはどういうものかを考察していきたいと思います。

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    フリーレンの英語翻訳本を元に、英語の話題を紹介する

  • フリーレンの中のリフレイン

    漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場することが多々あります。繰り返すことを音楽用語で「リフレイン」と言うことがあり、それが「葬送のフリーレン」の中でどのように組み込まれているかを整理・考察したいと思います。

  • 報道のフリーレン

    過去記事を振り返る用

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【葬送のフリーレン】リフレインについて:概要

漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場することが多々あります。 繰り返すことを音楽用語で「リフレイン」と言うことがあります。 そのリフレインが、葬送のフリーレンの中でどのように組み込まれているかを、整理・考察したいと考えています。 本記事では、全体の話として、リフレインの種類について説明します。 ちなみに、ユーザー名のA refrein in Frieren は、フリーレンのアナグラム(frieren ⇔ refrein)から名付けま

    • 【葬送のフリーレン】魔法について:結界魔法①

      漫画「葬送のフリーレン」では、様々な魔法が登場します。 本記事では、本作品に登場する結界魔法について、関連する記述や描写を用いて考察していきたいと思います。 なお、議論は人類の魔法が中心であるため、女神様の魔法や魔物・魔族の魔法には、当てはまらない箇所もあることをご留意下さい。 対象は単行本全13巻127話までですので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。 結界魔法についてまず始めに、本記事では結界魔法をカテゴリとして扱います。 もし個別の魔法として表現する

      • 【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:頭隠して尻隠さず

        このアカウントにてnote上に、『葬送のフリーレン』に関する記事を100以上は投稿してきましたが、長い内容の記事も多いので、幾つか話題を絞って、過去記事の内容を振り返りたいと思います。 漫画「葬送のフリーレン」では、登場人物の上半身が隠れてお尻が描写される、「頭隠して尻隠さず」ポーズが繰り返し登場します。 主にフリーレンが、そのポーズをすることが多いですね。 そのポーズは大きく分けて2種類あり、1つは「突入タイプ」で、もう1つは「運搬タイプ」です。 その他の具体例や登

        • 【葬送のフリーレン】「私は何か選択を間違えてしまったようですね」の英語表現

          本記事では、漫画「葬送のフリーレン」の英語での翻訳本の表現をピックアップし、そこから広がる英語の話題を紹介したいと思います。 英語の翻訳本は、以下リンクのもの、及びそのシリーズを参照しました。 今回は以下の場面の「私は何か選択を間違えてしまったようですね」の英語訳を取り上げます。 英語訳は以下の通りです。 ポイントは"somehow"です。 "somehow"は2つ意味があって、「(理由はわからないが)何となく」という意味と、「(方法はわからないが)どうにかして」と

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        【葬送のフリーレン】リフレインについて:概要

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          【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:ちぎれちゃう

          漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場(リフレイン)することが多々あります。 本記事では、2~3回程度登場する、小ネタのリフレインを紹介したいと思います。 何度も繰り返し登場するリフレインについては、以下の過去記事にてまとめてありますので、興味があればご一読ください。 漫画「葬送のフリーレン」の記述内容は、単行本12巻117話までを含みますが、大きなネタバレになるような箇所は避けるようにします。 フリーレンはフェルンに引っ張られて、ち

          【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:ちぎれちゃう

          【報道のフリーレン】AIで死者を"復活" 中国で新ビジネスが論争に

          本記事では、『葬送のフリーレン』の名場面と関連付けながら、最新のニュースやトピックを紹介したいと思います。 ここ数年は生成AIの技術発展が著しいですが、それを利用したサービスとして、死者の姿や話し方を再現した映像を生成するサービスが話題になっています。 このサービスは主に、遺族の心的負担を軽減する目的があると考えられます。 死者の姿や話し方を模倣する点で言うと、葬送のフリーレンでは幻影鬼という魔物が、獲物である人間の動きを止めるため、死者を模倣した幻影を使っています。

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          【葬送のフリーレン】場面振り返りクイズ⑤

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          "Hold my beer" ゼンゼは私が倒すよ

          葬送のフリーレンに登場するユーベルは、迷宮での魔法使い試験の際に、魔法使いとして格上のゼンゼに対して、自信満々に倒すことを宣言し、見事有言実行します。 "hold my beer"は「いまから有り得ないことするから見てて」という意味で、バーなどで気が大きくなった人が、隣の人にビールを持ってもらって、何か馬鹿げたことに挑戦する様子から転じて、上記の意味になりました。 ユーベルも常識では有り得ない下剋上に挑戦したので、"hold my beer"と言っててもおかしくないと思います。

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          【葬送のフリーレン】魔法について:精神魔法②

          漫画「葬送のフリーレン」では、様々な魔法が登場します。 本記事では、本作品に登場する精神魔法について、関連する記述や描写を用いて考察していきたいと思います。 なお、議論は人類の魔法が中心であるため、女神様の魔法や魔物・魔族の魔法には、当てはまらない箇所もあることをご留意下さい。 本記事は以下リンクの続きになりますので、ぜひご確認下さい。 対象は単行本全13巻127話までですので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。 精神魔法の具体例記憶の抽出・譲渡・解析

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          【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:魔法の歴史

          このアカウントにてnote上に、『葬送のフリーレン』に関する記事を100以上は投稿してきましたが、長い内容の記事も多いので、幾つか話題を絞って、過去記事の内容を振り返りたいと思います。 葬送のフリーレンにおいて、魔法は重要な要素の1つです。 過去記事にて、魔法の歴史、特に人類の魔法の歴史について、以下の概略図にまとめました。 上図にあるように、人類の魔法の歴史には、ゼーリエの系譜の魔法使いが深く関わっていることがわかります。 詳細の説明については、以下の記事にあります

          【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:魔法の歴史

          【葬送のフリーレン】「会いに行ってもいないのに諦めるんだ」の英語表現

          本記事では、漫画「葬送のフリーレン」の英語での翻訳本の表現をピックアップし、そこから広がる英語の話題を紹介したいと思います。 英語の翻訳本は、以下リンクのもの、及びそのシリーズを参照しました。 今回は以下の場面の「会いに行ってもいないのに諦めるんだ」の英語訳を取り上げます。 英語訳は以下の通りです。 ポイントは"give up on"です。 典型的な例として、"give up smoking"と"give up on smoking"の違いが有名で、前者は「習慣とし

          【葬送のフリーレン】「会いに行ってもいないのに諦めるんだ」の英語表現

          【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:野菜も食べんといかんぞ

          漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場(リフレイン)することが多々あります。 本記事では、2~3回程度登場する、小ネタのリフレインを紹介したいと思います。 何度も繰り返し登場するリフレインについては、以下の過去記事にてまとめてありますので、興味があればご一読ください。 漫画「葬送のフリーレン」の記述内容は、単行本12巻117話までを含みますが、大きなネタバレになるような箇所は避けるようにします。 デンケンはラオフェンにもフリーレンにも

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          【報道のフリーレン】「黄砂」水曜日ごろ日本列島に広く飛来か

          本記事では、『葬送のフリーレン』の名場面と関連付けながら、最新のニュースやトピックを紹介したいと思います。 寒い冬が明け、気温的に過ごしやすい時期になってきましたが、同時に「黄砂」の季節もやって来ました。 目に見えないものではありますが、自動車や洗濯物に付着したり、人によってはアレルギー症状が出たりなど、注意が必要になります。 もちろん同じではありませんが、葬送のフリーレンでも「呪い」という感知出来ない脅威が登場し、フリーレン一行を全滅のピンチに追い込んだりもしました。

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          【葬送のフリーレン】場面振り返りクイズ④

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          勇者一行は王都を出発し"and the rest is history"

          葬送のフリーレンでは、勇者一行が魔王を討伐した旅路は、冒険譚として世界各地に語り継がれています。 "and the rest is history"は「その先はご存知の通りです」という意味で、話の続き("the rest")はもうよく知られていること("history")ですよね、と伝えて話を割愛するときによく使うフレーズです。 魔王を討伐してしばらくは、勇者一行の冒険譚は皆にとって周知のことだったと思われるので、"and the rest is history"と話を割愛されていたと思われます。 例文としては"Himmel the Hero and his fellows left the royal capital and the rest is history"みたいな感じですかね。

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          【葬送のフリーレン】フリーレンの認知に影響しそうな要素

          漫画「葬送のフリーレン」では、エルフであるフリーレンが、旅を通じて人間を理解していくという、1つの大きなテーマがあります。 勇者ヒンメルの死をきっかけに、フリーレンは人間を知ろうと考え、その後の旅の仲間との出来事を通じて、徐々に人間を理解していきます。 その人間を理解する過程を追う前に、そもそもフリーレンがどのように人間と違う感覚を持っているかを整理するため、以下の「なぜ世界はそう見えるのか:主観と知覚の科学」という本を読みました。 本記事では、上記の本の内容を紹介する

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