いったい市川猿之助一家に何があったのでしょうか。

猿之助さんの両親は亡くなり、一命をとりとめた猿之助さんからは遺書が見つかっているとのこと。
謎しか浮かばない事件です。
自殺か他殺か、死因も経緯も詳細は不明。（報道も鵜呑みにできない）
ただはっきり言えるのは、また「クローゼット」で有名人が死にかけたという事実です。

ホロスコープを読んでみます。
まず亡くなった段四郎さん（父親）のホロスコープです。

T冥王星がN太陽とN土星にオポジション。
さらにT火星がN太陽とN土星に合。
図にはありませんがプログレスの月も180度の位置からN太陽とN土星を睨んでいました。
命の危険性としての星読みはこれで十分でしょう。

次に猿之助さんです。

猿之助さんを一番苦しめていた星もやはりT冥王星でした。
2か月ほど前から（水瓶座入りしたT冥王星はN土星に対して180度）、猿之助さんはえもいわれぬ過酷なプレッシャーを受けていました。
射手座の猿之助さんに対して4ハウスのT土星は家族、居場所、土地の問題を提起します。
つまり3月以降、それらの問題が具体的な形で表面化して頭を抱えることになりました。
さらにそのT土星はN月（乙女座）にもオポ、つまり猿之助さんの心に孤独と重圧をもたらしていたと推測できます。
そしていよいよT火星とN土星の合が始まりホロスコープは猿之助さんの不運な出来事を暗示している。
一命を取り留めたのは火星のアスペクトがお父さんのように厳密な角度を取っていなかったからでしょう。

今回の事件が自殺であろうが他殺であろうが、猿之助一家にとって（冥王星、土星、火星）が過酷で厳しい星回りだったことは紛れもない事実のようです。

市川猿之助さんの回復とご両親のご冥福をお祈りいたします。