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【プロ野球】心優しき君、涙を拭いて前を向こう 〜7月14日 日本ハム 2-5 ロッテ〜

こんにちは、岩国です。どんどん日にちがごちゃごちゃになってきました。ただ、書けるときに書かないと、溜まってしまって、いろいろ忘れるので、今回はきのうの試合について徒然と。

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ロッテにとっては幸運が続いた試合になったように思う。一つ目の幸運は初回早々に訪れた。

好調荻野がヒットで出塁。2番・マーティンの初球に早速スチール。捕手・清水からセカンドに送球したボールが上沢の右肩付近に直撃。ボールがライト方向へ転がっていく中、荻野は3塁まで進塁した。

この場面で気になったのは上沢の動き。しゃがみ方が中途半端な印象を受けた。

清水のセカンド送球の高さが低かったといえばそれまでかもしれないが、しゃがもうと膝を曲げたあと、しゃがみきれなかったように見えたのだ。

上沢は昨年6月、右膝に打球が直撃し骨折。そこから再起を果たし、2試合目のマウンド。とっさの動きで膝に痛みが走った可能性があったかもしれない。

何れにしても、もったいないプレーになってしまった。

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2つ目の幸運は、またも荻野が絡んだプレーだった。

3回、1死1・2塁で3番・菅野が三振したところで、ロッテが重盗を仕掛けた。

そこで清水は三塁へ送球。したはずだったが、その送球が三遊間を抜けていく暴投。荻野が難なくホームに還ってきた。

清水は以前にも送球ミスがあり、この日4試合ぶりのスタメンマスクだった。

その後5回から宇佐美に交代。ベンチでは、顔を拭う姿も中継で映されていた。そして今日、登録抹消。悔しさを糧に再び這い上がってきてほしいと思う。

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3つ目は、美馬の「魔球」だ。

前回登板とはうって変わって、変化球が低めに丁寧に制球されていた美馬。それもあって、この日は各打者にストライクが先行。好投を見せていたが、4回裏・中田に対してボールが先行。そこから変化球を低めに集め、ファールでカウントを稼ぎ、カウント2ー2にまで戻すと、勝負に行ったストレートが力んで外れてフルカウントになった。

その時、魔球が飛び出した。

美馬の投じた7球目。プレートを蹴り出す左足がズレ、体制を崩しながら投じたボールがストライクゾーンへ。中田も反応したが、ナチュラルチェンジアップのような形となり、空振り三振。緊迫した場面が意外な形で決着した。

報道によれば、プレートのゴムが欠け、蹴り足が外れてしまったとのこと。「たまたま三振が取れてよかった」とコメントしていたが、予期せぬアクシデントに対応できた美馬の対応力がなければ、幸運は訪れなかっただろう。

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結局、ロッテの話ではなく、日本ハムの清水選手のことが気になってしまいました。。。交代直後はうつむいていましたが、そういう時こそ、試合をみつめて、宇佐美選手のリードから何かを見つけたり、声を出したり、前を向いてほしいと思います。ファーム落ちとなりましたが、いろいろ見つめ直すいい機会と捉えて、這い上がってきてほしいですね。

その他では、安田選手のタイミングの取り方がまた変わっていました。両膝をガクガクするのではなく。右膝だけ少し小刻みに動かす動作になっていて、いろいろ試行錯誤しているんだなと思いました。ヒットも出ていましたし、実戦で模索しながら、いい形を作っていってほしいですね!


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