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Live9ノート その8 ラックとオートメーションを活用してみよう

今回は長編動画を作成してみました。巻末にリンクを貼り付けていますので、そちらも合わせてご覧ください。


ちなみに今回説明動画にはオーケストラ系の音源を使っています。それは私自身少し前まで

「弦楽器は色々な弾き方があるのに、自分が作るとどうしても平坦な雰囲気になってしまうな…」

という印象があり、あまり自分の制作には取り入れていなかったのですが、ふとしたきっかけで面白い仕上がりになったので、その制作過程をダイジェストにした動画になっています(とはいえ今回は少し長いです…)

今回の操作でメインとなるのはタイトルに記載している通り、

クリップエンベロープを使ってのオートメーション

ラック

です。皆さんはLiveでクリップエンベロープを使う際はどんな場面で活用しますか?私は主に

FilterのFrequencyを変化させたり、DeviseのOn-Off等

で使っていましたが、いままでのイメージとは違う使用方法を見つけ、楽曲の幅が広がったので、その感動を強引に分かちあいたくて今回のテーマにしました(笑)。

また最近私は各パートでラックを作成し、トラック数をなるべく少なくしています(特にシンセ系は複数の音色をまとめています)。

これで全体がスッキリまとまり、また個人的なメリットとして、複数のトラックでそれぞれ違うInstrumentを同じクリップで再生するよりも、Rackに複数のInstrumentを1つのトラックにまとめて再生する方が、

1つの音色

という感覚で聞くことができます。

※例えばピアノとオルガンの2トラックの音源よりも、ピアノとオルガンが混ざった1つの音という印象を受けます。

そしてRackにまとめることで、

1トラックでマクロコントロールも容易になり、ライブパフォーマンス等でトラックを切り替えてツマミをいぢるという手間

も省けるかと思います。

Rackで管理する際、最初は慣れるまでDeviseの調整等で混乱するかもしれませんが、慣れると大変便利な機能ですし、マクロコントロールを活用することで、表現の幅がかなり広がります。

是非色々なパターンで試してみてください!


という訳で今回の内容をすべて盛り込んだ大長編ドラえもんの様な動画はこちら

Ableton Live9ノート その8 ラック作成とオートメーションについて

https://youtu.be/kGmPNKzCoJQ 

実際に皆様もLive9を立ち上げて操作しつつご覧ください。


でわでわまたお会いしましょう!

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