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情報処理技術者試験の論文、「STAR」だったのね

情報処理技術者試験の午後2論文って、行動面接技法の「STAR」そのまんまですね。初めて気づきました。

STARは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の頭字語です。面接官の「あなたが過去になしとげた最高の実績は?」といった質問に対して、そのとき置かれていた状況、解決すべきだった課題、実際に取った行動、そしてその結果を回答する面接技法を指します。

これ、よく考えてみたら、情報処理技術者試験の午後2論文でよく見るパターンじゃないですか。設問アで「システムの概要」と「生じた課題」を求められ、設問イで「取った行動」を聞かれ、設問ウで「行動の結果」と「自己評価」を問われる、いつものアレです。

つまり、午後2論文は行動面接の代わりなんでしょうね。全員を面接している時間はないから、論文を書かせて、一定の水準を超えていたら合格とみなす、と。

そう考えれば、面接にのぞむような気持ちで試験の準備を進めたり、試験に挑むような心構えで面接の席についたりできる気がします。午後2論文をどう書いたらよいか困っている方は、一度STARについて調べてみるとよいかもしれません。



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