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情報処理技術者試験の受験者はエラい

ぼくは情報処理技術者試験の存在をありがたく感じています。だって、国が技術者の知識や技能の水準を認定してくれる(※)なんて、ありがたい話ではないですか。国によっては、あるいは職種によっては、そのような認定制度が存在しないわけです。日本の情報処理技術者は恵まれています。

試験の概要に『情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です』と書かれています。

試験を軽んじる人は、そのような恵まれた状況について思いを馳せたことがないか、当然のことだと思っている、いずれにしても不遜なタイプの人間です。たまにいるでしょう、「試験なんて意味がない」という人が。

そんな人の意見こそ取り合う意味がありません。せめて「意味のある試験とはどういうものか」「意味のある試験にするにはどうすればよいか」などと議論を深めてほしいものですよね。文句を言うだけなら簡単です。

つまるところ、一定以上の水準にあるとの自信がもてない日本の情報処理技術者は、情報処理技術者試験の合格を目指してしかるべきだとぼくは思います。素直で真面目でエラいじゃないですか。誰も褒めてくれなくても、ぼくが褒めます。あなたはエラい。

サポートされたらもちろんうれしいですが、無理はなさらないように。