人生で何回目かの引っ越しをするのだけれど、なぜこうも捨てるものがたくさん出るのか毎回不思議で仕方ない。お菓子の口を止めるクリップが何故こんなに大量にあるんだろうか。魔法か？

一方で「あーやっぱりこれは捨てられないわ」などと思い出の品々を段ボールに詰めているあたり、シンプルでミニマルな暮らしは遠い。雑多な部屋は雑多な性格の現れだな…と達観したとて部屋は片付かず、つい広げてしまった保育園の記録を読んだりしてしまう。保育園時代、がんばってたなーわたし。

そんな物が多い生活だけど、年齢やライフイベントを重ねるごとに持っているものは移り変わり、私のハンカチはいまやフェイラーばかりになった。

フェイラーのことを書いたら送別の品でたくさんフェイラーをいただいたのでありました。これで晴れて私もおばさん名誉会員である。めでたい。

来るものあれば去るものあり。ということで、私のクローゼットに長らく鎮座していたダッフルコート(重すぎて着ていない)とリュック(小さすぎてものが入らない)を娘に譲った。娘にはまだまだ大きいよね？と思っていたのだけど、着てみたらぴったりで、なんだかすっかり大人サイズになっちゃったんだな。と感慨深い。

引っ越しって生活の新陳代謝ですね。
血流を良くして新居に向かわねば。