この記事内に虫の写真はありません(2024/04/14)

さすが、春になると虫が増える。パソコンをいじってたら天井から小さな蜘蛛がつー、と降下してきてびっくりした。ばかにしやがって。ただし私の居住領域を縦横に利用しようとする、その心意気やよし。殺さずに逃しておいた。蜘蛛は羽がないので扱いやすくていい。

しかし、年を経るごとに虫への忌避感は強くなってきているのはある。子供の頃は家の前の田んぼに繰り出して、主にバッタなどを追いかけ回していたはずなのだが、今やバッタは眼前を立体的に跋扈する緑の悪魔である。対象が小さいというだけで仲良くなれた無邪気な子供時代の感覚は今やなく、小さくても大きくても気持ち悪いものは気持ち悪いのだ。

思えば小さい頃も、それら虫たちを「見ていて気持ちのいいもの」だと思ったことはないはずだ。ただ、箸が転んでも面白い子供にとっては、その気持ち悪さはかなり簡単に「滑稽さ」に変換されたのかもしれない。残念ながら今の私においては、その変換回路は焼き切れてしまった。

昆虫食も受容しようみたいな向きがあるし、その回路は今後かなり武器になるかも。コオロギとかも面白くて美味しい最強食料と見なすことができるので。


終わります。

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