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他の方のNOTEを読む=大人の社会科見学です。

NOTEを始めてそろそろ1ヶ月になります。ようやくこの場で自分が伝えたいことをまとめて書きつけることにも慣れてきました。小説も書いたし趣味のことも語れて張りがある日々です。

でも他の方が書かれたものを読むことも楽しいんですよ。さながら社会科見学のようで。


40代の女がリアルで出会える人材の幅ってわりと狭いかもしれない。


私はさして社会的なスキルがある人間ではないのです。主婦なので、家族・親戚以外の身近な人、となると近所の人くらいがせいぜいです。子持ちでもないので、お母さんコミュニティにがっつりと加わることもありません。今はパートをしておらず、となると仕事で会う人もいない。

そんな夫と猫だけの世界は依存心を生むので、正直不健全だよなぁ…と思います。

となると、趣味です。二次創作で同人活動をしたり、好きなアイドルについて語ったり。そういう意味でX(旧Twitter)は人と繋がれる唯一とも言える場でした。現在はアカウントがありませんが、今ならこのNOTEで書いている一次創作の書き手様や読書好きの方、植物や猫が好きな方など、同じ方向性の仲間と繋がる感じと思います。でもこれも「好きなものが被る人としか交流できない」。

私はむしろ全く違う畑の人とのゆるい関わりを持ちたいんだよ…!それが可能なのがNOTEなのだと思います。

例えば、年齢と立場、従事する仕事。本当に色んな年齢・立場・仕事の方がNOTEを書いていらっしゃいます。

中学・高校生、おお、若い感性。教育関係者でもない40代の女がどうやって学生と知り合う?まさか学校周辺をうろつく?パパ活ならぬママ活?いやそれはもろもろ通報案件だ!

経営者の方やハイ・ソサエティな環境でお過ごしの方、株などの取引をされる方。生きる世界が違うって奴だ!莫大な資金をやりくりするとか経営的感覚とか味わったことないし今後も味わうことはなさそうだし、知りたいぜ。

工場などで働く技術者の方や農業従事者の方、伝統工芸などに従事する方、デザイナーの方……他にももろもろあるでしょうが、そういう「何かを作る方」。できれば会議室の壁になって開発会議の中身を垣間見たり、技巧的な技術を目の前でまじまじと眺めたりしたい。うぜえ…!邪魔だ!

などなど、そういう問題を一気に解決しながら特定の人のお仕事や社会生活を垣間見る方法。それがNOTEです。フォローするだけで望みの全てが叶うぜ!やったぜ!

もちろん特定の業種や違う年代の考え方に対する知識も経験も足りないのですが、こう、もしかしたらリアルでそういう別の世界の方に何かのタイミングで会うこともあるかもしれない、その時の予習にもなります。何も知らないまま先方に不注意なことを言ってしまう可能性もいくらか減りますし、物語を書く人間としては、キャラ設定と世界観設定とテーマ設定の参考にもなります。

例えば主人公のお爺ちゃんが伝統工芸に従事していて…みたいな世界観で小説を書くのなら、やっぱりその技術者なりの視点で主人公に語りかける展開もあるでしょうし、少しでも業界に敬意を持って書けたらなと思うじゃないですか。

つまり、私はこのNOTEで小学生のごとく社会科見学をしようとしている…!つまりNOTEとは「大人の社会科見学」なのです。

そしてそう考えると、私は「見学される立場」でもあるのだと思います

小説から逃れられず、結局紆余曲折した挙げ句に何か書かざるを得なくなった、しょうもないオタクの成れの果てみたいな生き物のありさまを、どうか茶か酒でも頂きつつ日々の生活の片手間にでも拝見されるといいですよ…ふへへ。何もない人間なのでそのくらいしか切り売り提供を出来るものが手元にございませんが。あ、小説なら壊れた昭和のテレビみたいに叩けば、いずれ何かしら出ますね、多分。

書かれたものが決して「ポジティブなもの」じゃないとしても。


それで今語ってきたのは完全にポジティブな日の当たる方面の話なんですけど、ネガティブな方面での情報もいくらか得たいと考えていまして。

世間様的には叩かれがちな立場や職業や、暗い感情面の表現などですね。

例えば、もし元ヤクザの人が切々と自分が所属していた組の組織事情や好きなブランドとかを語るNOTEを書いて下さったりしたら、私は確実にスキとかフォローしに行きますよ、だってそんなもん知りたいに決まってるじゃないですか。その人が語らない限り絶対オモテには出ない情報なんですよ?そういうのを知りたいんですよ!

一部のマスコミみたいに「ねぇ、どんな気持ち?どんな気持ち?」とマイクを向けて無理やり語らせたいとは思いませんが、自らの経験談としてそういう「ウラの世界の話」を話して下さる方がいるのなら、やはりそこは聞きたいわけです。正直「ねぇ、どんな気持ち?って他人に訊いてるちょうどその時、当のマスコミの方はどんな気持ちなんです?」とかも聞いてみたいですよね。

そんなのどこかのもぐらさんと豚さんの人形のテレビ番組くらいでしか公的にはやってくんないじゃないですか……めちゃくちゃ貴重なことなんですよ。あの番組は録って追うまではしてないけど、時間のタイミングが合ったらつい見てしまう……。そういうのこそ知りたいじゃん~。

あと、ネガティブ表現。単純に「実はこうこうこういうことがあって私はとても辛くて、それで、苦しんで」などと状況を文章にして表現出来る人間は、十分客観視が出来てて現状認識も出来てるんですよ。その客観性こそがその人を救うんですよ。過去にちょっとの期間ですが鬱になったことがあるので、そこは分かるんですよね。むしろ闇の真っ只中の人は何もまともに説明できないよ。薬とか飲んでたし当時の記憶あんまないもん。

行ってた病院の先生にドクターKの女性のKei先生(だっけ?)に見た目が激似の人がいてひそかに爆笑したり、少し肥った体型の担当医の男の人が診察途中で突然に「ちょっとスミマセンね」とザラザラと大量の薬を飲みだして「私もだけどこの人もわりとヤバイんでは?」と思ったり、みたいなことと、某ジャンルにはまって二次創作してイベント行ってるうちに症状が劇的緩和したことしか覚えてない。笑いと萌えは私の世界を救う。

中身しんどい話をしてるとしても、行動自体はポジティブ表現なんですよ。問題意識があってそれを見つめられてて解決の意志がいくらかあるわけなので。悪いことではないと思うんですね。それをすることで共依存巻き込みとか、妙な精神状態にならなければ。

それできちんと表現できれば共感とか好きとかいう評価が得られて本人は肯定感も得られる、共感した他人にとっても社会的な善意の現れ・社会的貢献であり、まぁ悪くないのでは?と思います。

身近な人がネガティブな精神状態や職業に関わった時に無理解から変に辛く当たらなくて済む、そういう予習にもなりますし。やはりこれも社会科見学です。この世には色んな人がいるんだよぉ。

この世には色んな人がいるから、自分の個性について考えられる。


↑の記事でもカテゴリについては長々語りましたが、結局、人間は比較対象がいないと自分のこともろくにカテゴリ分けできないんですね。「私はこういう人間」と、実際に表現して行動していくことで「そうなっていく」というか。

警察の人は警察という組織の人として最適化していって、スポーツ選手は特定のスポーツの選手として最適化していくんですよね。

例えばトヨタにお勤めの方が「トヨタの人」として仕上がっているのとか、正直傍目には面白かったりするんですよね。「あの辺りの土地中心に関連企業経済圏を持って下請けさんさん含めて生きてる感じ」とか。多分お勤めのご本人は全く意識していらっしゃらないんですが、面白いです。最近車関連でお店でお話する機会があっただけなのですが。

勤続○十年、みたいな人たちは、「完成」してるんですよね、「職への最適化」が進んで。まぁ悪い方向性にいくとパワハラセクハラみたいな企業メンタルになる可能性もあるとは思うんですが、いい方向性にいくと一種の「機能美」だなと。

若い人だと「未だ何者でもない自分」、みたいなものに悩むのだと思いますが、わりと勤続年数とか継続している趣味とか、真剣に時を重ねるだけで「その仕事の人」には確実に仕上がるよ、と。

まぁ何もない40代主婦に語られても、と思われるでしょうが。でも書くこと・読むことだけはやってきたから、一応それだけは人並みに何とかなってる、な人間の考えです。

それでそういうふうにこの世に色んな人がいるからこそ、私はあの人の考えとは違うなあとか、自分ならこうするんだけどなとか、こだわりが出てきて「自分なりの意志が持てる」。

自立って単に「金を稼いで生活できるか」という収入の多い少ないだけじゃなくて、こういうメンタルの方面でもあるんじゃないのかなと。

で、自立してる人間同士じゃないと、お互いの違いとかここは同じだとか、「全く知らない界隈のことだけど、この人が言ってることは共感できるな」とか、そういう対話自体が正直成立しないのかも、と思うわけです。

なので、私は引き続き他の方のNOTEを、「他人の人生の物語(日々リアルタイム更新)」を、読むぜ!時間がなくてスキやフォローくらいしか愛を伝えられなくとも、書いてる内容が専門的過ぎてろくに理解できなくてもな!

皆様、いつも更新ありがとうございます、お疲れ様です!!


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