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我が家のアガベの栽培環境レポ。

我が家、今はマンションのベランダ工事なので家の中でアガベを育てているのです。というわけで、具体的にどんな感じの環境かをレポートしてみます。

ちなみに↑の写真は適当に詰め込んでいるのでぐっちゃぐちゃ、です。近々植え替えする時に無駄に苗よりでかい鉢の分は小さくしたい…。整然コンパクトにしたい。大株は本当は棚を増やしてもっと余裕ある管理がしたい…。


お猫様対策にすだれを使うことに。


2023年の夏ぐらいまでは植物は冬以外は基本ベランダに出していたのですが、マンションの大規模工事が1年間に渡って始まるというので、ほぼ冬越しのために置いていた室内の植物棚をフルに使うことになりました。

植物棚の構成は何の変哲もないメタルシェルフにライト数個とサーキュレーター数個をつける、というわりと多くの人が採用しているであろう方式です。他の方々がネット上で様々に詳しい情報を挙げているのでよろしければ詳細は検索されて下さい。

ライトは主にヘリオスで、あとはアマテラスは一番大きいパープソルムに。子株はアマテラスの会社のもっと弱いものを3個使っています。

しかしそれだけでは我が家の植物の敵とは戦えない…!猫ですね。しかも2匹もいます。

当時はまだ子猫だったからかもしれませんが、いやに興味を持たれてめちゃくちゃ噛まれたり子株を引っこ抜かれたりしていくつかダメになったり、大変なことになりました……。

というわけで、色々と頑張った結果、現在は↑こうです。日本の伝統、すだれです。部屋の角の壁際にぴったりつけているので背面と右の側面は塞いでいませんが、左側面と前面はすだれです。

左側のすだれは幅が狭くて長めのものを結束バンドで猫の頭が入らないようにガチガチに固定しています。前面は巻き上げ器具をつけました。なので、通常通り窓などに設置する時のすだれのように、必要な時は上げ下げして高さも調整できるようになっています。

・猫の侵入は確実に防ぎたい。
・密閉はせずに換気ができるようにしたい。
・インテリアになるべく馴染むようにしたい。
・壊れたらすぐ取り替えられる→安価で。

この辺りの条件をうまく満たしたのがすだれでした。バリバリ引っ掛かれたり破られるかな…と心配していたのですが、今のところ何とかなっています。棚の下の段は侵入されやすいので百均購入のコードをまとめるやつを3つくらい使ってベルトみたいにして軽く固定しています。

猫って水やりすると土の匂いが立つせいかすぐ寄ってきますし、人間の作業を見たがることが多いし、トゲなんてものともせずにアガベを噛む上、子株は根が安定していないものほど確実に選んで引っこ抜いて苗を弱らせます。悪魔か!!幼ければ幼いほど、無邪気にやらかしてくれます。

なので、私財を追加で投じて守るしかないです。他のペットや小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも同じような問題にぶつかると思います。そんな問題を抱えた方、どうです、すだれ。捨てる時はばらせるし燃えるゴミですし、色を塗ってしまえばインテリアにも馴染みますし、それほど悪くないのでは……!(自画自賛)

水やり大変だからトレーいるよね。


それですだれの中は一体どうなっているのかというと、トレーを置いています。水やりした時の流れ出た水がね…気になりますよね。というか、つい数時間前にようやく買ってきて設置しました。電気系統があるので、やっぱり水分は気にしたいところです。

ただ、棚のサイズぴったりではなく、奥行きは大丈夫ですが幅が20cmくらいは寸足らずになってしまいます。なので、そこにある植物はまた別のトレイに移動して水やりです。ジャストサイズのものがどこかにあればいいんだけどなぁ…。

鉢サイズとメーカーを統一する、というのも見た目かっこいいし管理がしやすそうなのでやってみたくて、ひとまず子株用だけプレステラ90を30個分購入。もう少し大きいサイズのは今日行ったところの店頭にはなかったのでまた今度にでも…。

土はわりと適当です。


うちの土についてですが、過去の普通の花苗や野菜を育てようとした時の土がまだ大量にありまして、それと買ったアガベの植え替えで出た土を黒土嚢袋に入れて日光に晒して熱で殺菌&古い根などを除いてふるったものを合わせて、それらをずーっと利用しています。

もちろん固めの小石的なものも追加して水捌けをupしてはいますが、もう何年も放置していた土なので、あれは正直、私にもよく分からない何かです。笑。でも虫は沸かないので無事消毒はできてそうです。

去年はあえて意識してもっとゴロゴロ小石状態(鉢底石くらいの少し大きめの石入れたり)にしてみたんですよね。そういう厳つい環境の現地のアガベの写真を見たりして。

それでチタノタみたいな種類や、大株+でか鉢にはまだ良さそうだったんですが、ポタトルム系統には少し辛めかも…と感じました。

あと、日光任せ+補助で朝夕にライトだとまだよかったんですが、夏以降ずっとライトをフルで当てて育てているとすぐ土が乾くので水切れ気味になって、そのせいで葉が焼けてしまったように思えます。今後はもう少し緩めの土にして、それでまた1年間ライト当てまくってどう育っていくか、しっかり様子を見たいところです。

ちなみに元肥はマグァンプK、殺虫剤はオルトランの定番セットです。これもそろそろ使いきったタイミングで全く違うものに変えてみた方がいいのかな…。農薬難しい。

サーキュレーター大事よね。


風は外管理の時は何もしていませんでしたが、今はサーキュレーターが3台ほどあって、上段の奥に2個、下段に1個+普通の昔ながらの扇風機をすだれの外から当てています。このためのすだれの通気性です。

1台目、ちょい光飛び。元はキャンプ用だった。
2台目。夫が仕事で使わなくなったもの。
3台目。家電購入時におまけでついてきた。

普段はこの3つ回しっぱなしです。水やり後は普通の扇風機を追加で強で回しています。レンズ効果で焼けないように、水やりしてからサーキュレーター×3に加えて扇風機を回してライトを消して、寝ます。朝には水滴は残っていないので、扇風機を弱めそのままライトをつけます。

なので、以前に派手に葉が焼けてしまったのはレンズ効果でなく、土と水やりのタイミングが原因だろう、と認識しています。


今後の管理は。


以上、鰯野のわりと適当な管理体制でした。

今後はライトをスイッチボット管理にするかを考えたいところです。今は自力でコンセントを抜いたり差したり。たまに夫の実家に帰省とか旅行する時には、親や妹に猫の世話がてら見てもらってるんですが、気になるので自力で済ませたい…!

あとは、やっぱり棚+ライトを増やしたいです。実はうちにはアガベ以外の植物もいくつかあって、それらを今置いている少し古い、ベランダで使っていた棚があるんですね。工事で部屋の中に入れるしかなかったやつ。そっちの植物を春になるまでに新しく切り戻しとか植え替えをすることでスッキリさせたら、いくらか場所ができていいかもしれない…と。

でも、場所ができたらしれっと新しいアガベを買ってしまいそうです。笑。やはり植欲は尽きませんね…。


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