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「心房細動•心房粗動」発見からカテーテルアブレーション治療(手術)へ

Apple Watchによる心房細動発見に伴い、どのように治療していくかを医師と相談しながら決めて行くことになりました。薬による治療を続けて行くことも可能ですが、私の年齢(58歳)を考慮すると、少しづつ病気が進行し、合併症のリスクが高まっていくこと、及び、手術のリスク自体も高まっていくことを考えると、早い段階で手術をするべきと考え、2024年2月2日に手術を実施しました。
また、私は心房細動の他に心房粗動も患っており、両方の治療のために手術を行いました。
カテーテルアブレーションには何種類かあるようなのですが、今回私は風船で冷やすタイプのアブレーションを実施しました。

(手術前検査)
1月9日にアブレーション治療前の検査として造影CTの検査を実施しました。(それ以外にもレントゲンや心電図もあり)造影CTは造影剤を血管に注入し心臓の状態を立体的に鮮明に確認できるようです。これにより治療を実施できるかどうかや、治療の緊急性などを判断すると思われます。

(手術前日にやったこと)
入院は何もなければ、2月1日〜2月4日と決まりました。
2月2日が手術なので、2月1日は心電図やレントゲン、血液検査の他、手術までの間はホルター心電図を装着して心臓の状態を監視します。あと、カテーテルを太腿の付け根の動脈と首の静脈に挿入するのですが、手術後に血を止めるために太腿の回りをテープでグルグル巻きにするらしく、膝上から首下くらいまでの毛を全て剃りました。
翌日の手術は午前中に別の患者さんの手術があるため、午後1時からと決まりました。

(手術当日)
遂に手術当日となりました。ちなみに私は、生まれてこの方、手術も入院もやったことが無く、簡単な手術とは言え不安しかなかったです。前の手術が少し早く終わったことで、12時45分に開始となりました。手術台に乗って全身麻酔をかけられてからは全く記憶がなく、気が付いた時には手術は終わっていました。

(手術中に問題発生)
カテーテルアブレーションによる合併症のリスクは10%程度らしく、そこそこ高いのですが、実は私も手術中に問題が発生しました。冠動脈が収縮し心筋梗塞を引き起こし、心臓に血が流れなくなり、血管を広げる薬を注入することで、何とか血流が元に戻り手術は終了となりましたが、手術後はCCU(集中治療室)に入ることになりました。これにより、退院は2月5日以降となり、仕事の休暇日程を伸ばす必要がでてきました!

(手術後の苦痛)
手術は麻酔で寝ている間に終わるので、特に苦痛を感じることもありませんが、手術後の苦痛は二度と味わいたく無いです。CCUで目を覚ましたときには、体中に管をつけられ、尿管カテーテルを付けられ、出血の恐れがあるので、8時間は寝返りもうつなと言われました。管は点滴が2本(抗生剤と心筋梗塞になったので血管を広げる薬)、心電図、血圧計(定期的に自動で測定するもの)心拍計、尿管、あと何かあったかな?
動けないので腰痛と血管を広げる薬が頭の血管まで広げるので激しい頭痛、あと心臓をキズつけてるので胸の痛みで、麻酔が切れた後はほとんど眠れず、ただひたすらに苦痛でした。

今日は2月4日です。病室から記述しています。未だに頭痛がおさまらないのですが、明日は午前中に血液検査と心電図検査があり、その結果が問題無ければ退院となります。

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