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中小企業診断士2次試験を受験した

令和2年度 中小企業診断士2次試験を受験したので記録を残しておく。

中小企業診断士試験2次試験とは

中小企業診断士と診断士試験の概要はこちら。

以下2次試験の項だけ抜粋

(養成課程を選択しない場合)2次試験通過のためには、- 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 I (組織・人事)
- 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 II(マーケティング・流通)
- 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 III(生産・技術)
- 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 IV(財務・会計)
の4科目すべてで40点以上且つ平均60点以上で2次-筆記試験を通過。
形式は短めの論文形式。
その後2次-口述試験で合格すれば2次試験合格となる。

2次試験という魔窟

2次試験に関する情報はこんなところ。

- ネット上では受験準備に必要な時間は1次800時間、2次200時間とされる
- 何回受けても受からない人もいる
- 論述形式
- 模範解答が公開されない試験
- 実質相対評価(合格者数を一定に調整していると推測されている)
- 概ね20%の合格率で推移

模範解答がないため試験で求められる解答をつくる能力を高められないor高めることに時間が掛かると長期戦になり得る、と解釈した。

雲をつかむような要素のある試験だ。

そもそも1次試験を1回で通過出来ると思っていなかったので、1次試験が7月実施(2020,2021のみ)で2次試験が10月なので3ヶ月で200時間は確保できるかもという印象で勉強をはじめた。

結果は

結果は不合格。

もし合格している場合は4科目の総得点がAとなる。

今日は2次試験の合格発表の日だった。

もしかしたら...と合格発表を確認したが当たり前に私の番号は無かった笑

難しい試験だとは理屈では分かっていたものの家族の支えやサンクコストを考えてしまい、結果を見た時にズンと気が重くなったのは事実だ。

5人に1人が合格する試験ならば、どうしても期待してしまう。

だがこの経験から学べたこともある。例えば以下だ。

手ごたえと得点区分が同期していた
できばえの品質と狙いの品質はズレてない。感覚は試験と合致している。
4科目の総得点がBなので上位20%には入れなかったが上位40%くらいには入っているかも?

ストレート合格するためには、
①2次試験の準備を前から進めておく
②2次試験の事例で即戦力となる資質か経験を保持
のいずれかが必要だと感じた。

勉強時間を指標にするべきではない
1次は積み上げ型なので勉強時間が指標で良いが、2次は別モノ。

只今、傷口に悔しさを擦り込み中。

この資格は1次試験を通過すると2回まで2次試験に受験できるので来年もう一度受ける予定。

得点開示後、敗因分析してもう一度この試験と向き合ってみる。
なにとぞ。

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