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「第13回 月の会 絵画展」

こんにちは!今回は東京芸術劇場の地下アトリエウエストで開催されている「第13回 月の会 絵画展」をご紹介します。総勢11名による美術家たちの作品が展示されています。その中でも気になった作品をいくつかピックアップしていきます。それでは、早速みていきましょう!

最初にご紹介するのは、広川博子氏の《幻想》です。紅葉したように見える林が画面いっぱいに広がっています。水面に反射した木々が上下空間の際限ない奥行を表しているようです。大変秋らしい作品にもみえますが、タイトルに幻想とあるようによくみると樹木そのものが赤く、私たちのイメージにある林や秋の幻想を刺激します。

次は、広川氏の《至福の時》です。先の《幻想》でもそうでしたが、タイトルに特徴があります。今回の作品は静物画ですが、そこに描かれた内容をタイトルにするのではなく、静物を眺めているであろう作者の心象がタイトルになっているようです。また、この作品には画中画があり、それは抽象的な線画です。具体と抽象の対比を楽しめる作品でした。

いかがでしたでしょうか。芸術の秋を感じますね。反対側のアトリエイーストでも他団体による絵画展が開かれています。そちらも楽しめますよ!会期は10日まで。最終日は11時から15時まで。通常は18時まで開かれています。

◯ 月の会 絵画展
https://www.geigeki.jp/performance/20230905aw/

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