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人生をプロトタイプする。(退職と独立に際する覚書)

お久しぶりです、イワイです。
Twitterにも書きましたが、人生に進展がありましたのでnoteを書きたいと思います。ついでに去年のことや、人生のこと、これからのことも。

これまでのこと

3月で辞めたメーカーは2020年8月に中途で入社したので、約2年半在籍していました。
本当にデザインセンターの皆さんは良い人ばかりで、今思い返しても感謝しかありません。未熟な自分に色んなことを教えてくださり、技術面でも精神面でも沢山のことをいただきました。

では、なぜ退職するのか?

ひとことで表すのは難しいですが、「自分の価値観が変わり、より楽しい可能性にベットしてみたかったから」かもしれません。

僕にとって幸せっていうのは、人生における楽しい時間を多くすることだと思っています。

新卒の会社に入った時は「デザインの仕事が出来れば楽しいはず」と思い、今の会社に入った時は「良い人と仕事をすれば楽しいはず」と思い、入社しました。

これが間違っているとは思っていません。大事な要素です。
ただ、もっと大きいファクターもあるな、と思い、それをプロトタイプするために独立します。

前職を経て思ったこと

前職は大企業メーカーのデザインセンターでした。

業務内容としては、顧客の業務アプリケーションのUIUX、新規サービスの立提案、ワークショップなど。

大企業なので当然なのですが、話の規模がめちゃくちゃ大きいんですね。金額もそうだし、人数も、影響を与えてしまう範囲も。

働いている内にその規模感の大きさを、自分ごととして上手く想像できなくなってしまいました。


それと、昨年の母の死で価値観が変わったなというのもある気がしています。

もうそれ自体は立ち直っているのですが、「あ、人って死ぬんだな」と思うと同時に、良い意味で色んなことがどうでもよくなった感覚があります。

僕は元来かなり人の目を気にして、色んなことを不安に思うタイプでした。嫌われてないかとか、マトモに見られたいとか。

けど、なんていうか、そういうのが母が亡くなってから極端に薄くなりました。

そうやって価値観が変わり、次第に、今の会社で昇進して順調に進んでいったとして、それって楽しいんかな?と思うようにもなりました。「やりたいことって本当にコレなのかな?」と。


入社した時には見栄もありました。

立派な会社に入って、立派に思われること。これは同期が名だたる大企業に入る一方弱小制作会社に入った僕にとって、とても嬉しいことでした。

価値観が変わり、見栄を求めなくなった結果、モヤが晴れたように違和感を覚えるようになったんだと思います。

これからやること

なのでこれから数年は、自分の可能性を広げる期間にしたいなと思ってます。

メインでUIUXの仕事はして、大好きなエンタメ系の制作に関われるような技術の勉強、友達の為の制作、バンド活動、その他面白いこと何でも手を出す予定です。

このnoteのはじめに転職する時の仮説を書きましたが、今回独立するに当たっての僕の仮説はこうです。

  • 自分で仕事の範囲・時間をコントロール出来れば楽しいはず

  • お金を出してくれる人と喜んでくれる人が目の前にいれば楽しいはず

  • 自分が好きな分野でのモノづくりは楽しいはず

まあ大概当たり前じゃんって感じがしますが、それでもこれを心から思えたのは最近でした。

元々僕の夢として、お金になることと、お金を払ってでもしたいことの時間の比率を1:1にするってのがあります。

けどこれって、正社員でフルタイムで働いてたら絶対に実現出来ないんですよね。なんかその事実にかなりムカついちゃって独立した節もあります。

なのでまあまだ20代だし無茶な決断するなら早い方が良いし、失敗するにしても早いことしとこうと思って、フリーランスになりました。

2, 3個目は前職からの教訓ですね。
どんな時に自分が加速できるのか、っていうのを考えた時に、こういう条件があるのかなと思ってます。

おわりに

上手く思考がまとまって書けているか、伝わっているかというのが不安なのですが、まあこんな感じの理由や経緯でフリーランスになります。

タイトルにもあるように、この独立はあくまで人生のプロトタイプだと思ってます。

フリー向いてないなって思ったらサラリーマンに戻るかもしれないし、ずっと続けるかもしれないし、デザインもやめるかもしれない。もしかしたらバンドが売れてそっちでやってくかもしれない。

何も決まってないんです。
けど、その何も決まってなさが一番好きなのかなとかも思います。自由の象徴じゃないですかこんなん。

まだポートフォリオは出来ていませんが、よろしければ皆さんお仕事しましょう!

あと最近始めたPodcastもよろしく!
ではまた。

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