いわみ

毎日更新にこだわるのはやめました。 言語化や表現について、子育て・夫婦関係、日々の気づ…

いわみ

毎日更新にこだわるのはやめました。 言語化や表現について、子育て・夫婦関係、日々の気づきなどについて書いてます。 長時間運転の仕事をしていた時期に音声配信を始め、約2年間毎日のように更新。今のアウトプットはテキストメイン。 甘党の40代で、妻と飛行機好きな6歳息子がいます。

最近の記事

他人に依存するスキル

「夫婦のためのアサーション」という本が興味深かったので、読みながら考えたことを書いてみる。 誰かの音声配信(たしか佐渡島庸平さんのVoicy)で紹介していて面白そうだと思って手に取った。夫婦関係で特に悩んでいるわけではない(と思う)。 興味深い本です。 たとえば第二章の「2人の関係を育てるもの、妨げるもの」という節にあった、夫と妻のギブ&テイクや公平性についての話。 以下は見出しの抜粋だけど、考えさせる内容だと思いませんか? 1 楽しむこと 2 お互いをケアすること

    • 「初級」から「中級」になる文章テクニック

      しばらくぶりにnoteを書いてみようと思う。 noteの更新を中断していた理由として大きいのは、テキストを書く作業を仕事としてやっていると「趣味としての創作文章」までエネルギーが回らないということだった。 でも、また書いてみたくなった。 文章を書くのは楽しい。うまく書けるようになるほど楽しくなる。 かける金額が大きいほどリターンも大きくなる、金融投資に似ているかもしれない。 構成を考える。 「初級から中級になるための文章テクニック」を身につけるためにすべきこと。

      • フリーランス8ヶ月目のリアル

        2023年3月に10年勤めた会社を辞めてフリーランスになりました。 まだ1年経っていないけど、自分の人生の中でも指折りに変化の多い期間だったと感じています。 このnoteでは、フリーランスとして始めたばかりの、今の状況や心境を包み隠さず書いてみたい。 かなりぶっちゃけた、収入の額まで晒しています。 1 noteを書こうと思ったキッカケ このまま会社員としてずっと働いていって大丈夫なのかな?  人生100年時代とか副業解禁とか、変化を表すワードが毎日のように目に入っ

        有料
        100〜
        割引あり
        • (ChatGPT生成)思考の柔軟性が失われるのは、年齢ではなく環境の問題

          "老化"と聞いて私たちが最初に思い浮かべるのは、身体的な現象だろう。 顔のしわ、白髪、体力の衰えなど。 思考力も身体と同じように捉える人が多い。新しいことを学んだり、未知のものに好奇心を持ったり、そういった思考の柔軟性も、年齢によって衰退するものと一般的には考えられている。 しかし、それは間違っている。 新しい考え方や視点を持つための、思考の柔軟性が失われるのは、年齢の問題ではない。それよりも「環境による影響」が圧倒的に大きい。 科学的にもいえること そもそも思考の

        他人に依存するスキル

          変化の最中に分析はいらない。あるいはnoteの更新をやめる理由。

          noteの更新をしばらくのあいだ、休むことにした。 決めるに至った理由はいくつかある。でも、あまり語りたくないというのが正直なところ。細かい理由は個人的に過ぎて面白くないし、自分としても言語化したくない部分がある。 環境が変化して、自分の現状を言語化する必要を感じなくなった、みたいなこと。自分としては、この変化を好意的に受け止めている。 言語化は基本的に素晴らしいことだけど、言語化するべきじゃない事象や、しない方がいいタイミングもある。それだけだと思う。 文章を書くこ

          変化の最中に分析はいらない。あるいはnoteの更新をやめる理由。

          人生は風の力が9割。

          余計なことをしないのは、意外と大事なことだと思っている。 何もしないこと、何もしないでもリラックスした状態でいられること。 それはある種のスキルだ。「何もしないでいられるスキル」。 これが上達すると、人生は楽しくなる。 退屈と向き合う達人になることは、実は成功への道だと思う。 動物としてのニンゲンは「何もしないこと」に耐えられないようにできている。退屈には神々でさえ逃げ出す、と古くから言われているように。 でも、人生では「何もしないほうがいいとき」が、けっこうある。ぼ

          人生は風の力が9割。

          自分の言葉に疲れたら「他人の靴」を履いてみる

          noteが書けなくなった。 PCに向かっても、文章が出てこない。こんなことは初めてかもしれない。 毎朝のルーティンになっていた、起き抜けでラップトップに向かい文章を書くという習慣。ほぼ寝起き状態の頭でも、30分で1,000文字くらいは書けるようになっていた。 文字通り「朝飯前」で書いていたnoteが、最近は書くことができない。文章が出てこなくなった。 なぜだろう? 自分なりに最近の変化を分析してみる。 出た答えは、「環境の変化」と「疲労」。 移住して、環境の変化に

          自分の言葉に疲れたら「他人の靴」を履いてみる

          「書くことがない」ということを書く

          毎日noteを書いていると、何も書くことが思いつかない日もある。 最近であまりないことだけど、たまにある。実は今日がその日だったりする。たぶん疲れているせいだと思う。 ないなら別に無理して書く必要もないんだが、せっかくなので「書くことがない」ということを書いてみようと思う。 ほぼ毎日更新を半年くらいしていて(すでにカウントはしていない)思うことがある。毎日書くことによって鍛えられたのは「文章力」とは別のものだと感じている。 ”ハードルを取り去る力”とでも呼ぶべきもの。「

          「書くことがない」ということを書く

          ChatGPT、まったく使いこなせていませんけど何か?

          最近では「ChatGPT」というワードをネット上で見かけない日はない。先日「4」が出てさらにすごいと話題を独占している。 そんなChatGPT。みなさんは使っているだろうか? 使いこなせているだろうか? 正直に告白すると、ぼくはぜんぜん使いこなせていない。 使い道が思いつかないというのもある。それに、何か解決したい問題があっても「なんてAIに質問をすれば適切な答えをくれるのか」と考えているうちに時間がかかってしまうので、それなら自分で解決したほうが早いとなってしまう。

          ChatGPT、まったく使いこなせていませんけど何か?

          文字起こしの仕事は稼ぎながら文章の練習ができる

          クラウドソーシングで「文字起こし」の仕事を副業としてやってみた。前々から興味があってやってみたいと思っていたので、今回は空いた時間を使って、単発の仕事をいくつかこなしてみた。 クライアントから受け取った動画や音声をテキストに変換する、文字起こしという業務がクラウドソーシング上にはたくさんある。需要があるみたいだ。 文字起こしは奥が深い。音声(会話や講演など)をそのままテキストにしたのでは使えない。 フィラー(えーと、そのー)を削るだけではでは「読める文章」にはならない。順

          文字起こしの仕事は稼ぎながら文章の練習ができる

          ゲートボールとフリーランス

          昼下がりの公園で、年配者たちが集まりゲートボールをやっている。 よく見かける光景だけど、最近は今までと違う見え方がする。 あれって、ゲームというよりコミュニケーションなんだと思う。 もちろん、競技自体の面白さもあるだろう。でも、彼(彼女)たちにとってもっと重要なのは「仲間と集まって同じルールでゲームをする」という行為そのものだと思った。 今までは公園でそんな光景を見かけても、通り過ぎるだけで、何も感じなかった。 最近になって見え方が変わってきたのは、自分の環境が変化

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          コトバというカナヅチ

          価値観は手にしている道具に影響を受ける。 「何を持っているか」によって、その人の世界の見え方はガラッとかわってしまう。ぼくらの価値観や信念は、思ったよりも危うい土台の上に築かれている。 高級な服を着て自分が高貴になったように思えたり(逆に居心地が悪くなったりもする)。高性能な車に乗ると自分自身が強くなったような気がした経験は誰にでもあると思う。 自分は違うと言える人はいるだろうか。自分の信念はそんなに脆いモノじゃないと、自信を持って言えるだろうか? 価値観=世界の見え

          コトバというカナヅチ

          見下している暇はない

          他人を見下しがちな人間だった。 よく知りもしない人の、一つの挙動を見ただけで判断していた。 「あーそれじゃダメだね」とか「この人ばかだな」とか心の中で思っていた。 言うまでもないけれど、ぼくにはその人のバックグラウンドも、そこにたどり着いた経緯も見えていなかった。見ようとしていなかった。 簡単に相手を見下してしまう人間は、実はいちばん自分に自信がない、という構造にも気づいていなかった。 「見下す」のは怠惰な行為だ。 よく知りもせず、大した根拠もなく、相手を下に見る。

          見下している暇はない

          直感を信じたほうが効率がいい

          直感を信じられるようになってきたと思う。 いくつかの選択肢があるときに、時間をかけて悩むことが減った。パッと思ったほうを選ぶ。細かいことは選んだあとで考える。選ぶ前より後に時間をかける。 歳をとって悩むのが面倒くさくなったから、と言う部分もたぶんある。でもそれだけじゃない。仕組みを理解してきたのが大きいと思う。 世界の仕組み。というと大げさだけど。「実と皮の区別」がつくようになってきた。どこに時間をかけるべきか。 選択肢じたいにそれほどの差はない。大事なのは「どれを選

          直感を信じたほうが効率がいい

          書いたらすぐ忘れる。

          毎日noteに書いているのは、その日の出来事というよりはそのとき考えていることを文字にする。 書きながら考えている、といった方が近いかもしれない。あるいは、考えるために書いている、ともいえる。 頭で考えるだけだとすぐに行き詰まってしまう。文字の力を借りることで思考が拡張できる感覚がある。「テキスト上で思考する」はある種の技術で、書くほどに習熟していく。思考が深くなっていく。 とはいえ、書いた内容を後々まで覚えているのかといえば、ぜんぜん覚えていない。自分が何を書いたか(

          書いたらすぐ忘れる。

          何も置かれていないスペースの持つ価値

          最近引越しに向けて慌ただしく動いていて、そこで思ったこと。小さなことだけど、割と重要な気がするので言語化してみたい。 トイレの天井部分に備品をおくためのスペースを作ってあった。トイレットペーパーや流せる掃除シートなんかを無印のカゴに入れ、壁面に突っ張り棒で作った棚の上を備品置き場として使っていた。 荷物をまとめるためにその収納棚を取り外したら、 今まで物が置かれていた場所に何もなくなったので、そのぶん広く感じた。 こんなに天井が高かったのか、と思った。こっちの方が開放感あ

          何も置かれていないスペースの持つ価値