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根津嘉一郎さんに学ぶ人材育成に通じる信念(山梨市 根津記念館)

異業種×異職種転職を3回経験。
現役ベンチャー企業人事のキャリアコンサルタント 岩澤 望(@hope_3n)です。

突然ですが、根津嘉一郎さんをご存知ですか?
一言でいうと、事業家です。

明治38年(1905)には東武鉄道の社長に就任し、経営を再建します。生涯を通じて創設や経営参画した会社は200数十社にのぼり、その中心は20余の鉄道会社の経営でした。鉄道界の重鎮であったことから「鉄道王」と呼ばれています。

山梨市HPから一部抜粋

先日、山梨県山梨市にある根津記念館に行ってきました。
素晴らしい家屋と日本庭園でしたよ。

この根津記念館の展示の一つに、根津嘉一郎さんの信念が書かれており、感銘を受けました!せっかくならば…とシェアします。

歴史の偉人からの学びは、現代にも使える不変な内容も多しです。


「私は、才能よりも、学問よりも、人徳よりも、先ず何を措いても奮闘努力の人を求める」

残念ながら、「努力をすれば必ず報われる」ことはありません。
しかし、まず何よりも努力できる人を求めていることに勇気づけられます。

今は、情報が手に入りやすくなった時代であるため、努力は少し古臭くてカッコ悪いと思われるかもしれません。ただ、歴史的偉人が大切にしてきた努力。結果を残す人は、少なからず人並み以上の努力はされているのだろうと思えます。

仕事で、仕事の「量」か「質」か?という議論がありますが、最初は一定の「量」という名の経験は必要です。いわゆる場数というものです。場数を踏むことで、作業自体に慣れたり、あらゆる案件で判断がしやすくなります。

「量」か「質」か言う前に、まずは徹底して経験を積むという行動が、若手の頃や新しいことを始める時には大切だと思います。

・・・

ちなみに、根津嘉一郎さんは「現在社会の為に尽す事としては、教育事業に奉仕するよりほかに道がない」という言葉を残しており、武蔵大学(現)を開校されました。

私自身もこれからの人生は、何かしら教育領域に近しい所に身を置きながら、社会に貢献していきたいと思っています。

「根津記念館 菊花展」
見たこともないような大きくて綺麗な菊

「成功在誠意興努力」

意味は、「成功は誠意と努力に在り」です。

根津嘉一郎さんは、青年時代に漢学塾で論語を学んだとのこと。事業家として独立独歩で乗り越えられてきたからこそ、培われた信念があるんですね。

非常にシンプルな語ですが、誠意と努力。
時代が変わっても、いつでも立ち返りたい言葉です。

最後に

そういえば、東京の青山にある根津美術館には、この根津嘉一郎さんの数々のコレクションが展示されています。こちらにも近々伺いたいですね。

また、文献として、『世渡り体験談』(晩年に刊行された根津の回想録)があります。国立国会図書館のデジタルアーカイブで読むことができます。


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