異業種×異職種転職を３回経験。
現役ベンチャー企業人事のキャリアコンサルタント 岩澤 望（@hope_3n）
です。

この夏から、青山学院大学のワークショップデザイナー育成プログラムの講座に参加します。キャリアコンサルタントの取得時にも活用した教育訓練給付金(専門実践教育訓練給付金)を申請して、受講することに決めました。

今回は、その給付金申請と訓練前キャリアコンサルティングを受けた内容について記します。

1. 給付条件の確認

私の場合、今回給付金を受けるのは２回目でした。
この場合、”前回の受給開始日以降、雇用保険の加入期間が３年以上ある”ことが必要です。

事前にこちらから確認しておきましょう。
▶教育訓練給付金制度のご案内

2. 訓練前キャリアコンサルティングの申込

管轄のハローワークに、訓練前キャリアコンサルティングを申し込みます。
私の場合は急いでいたため、電話で予約をしました。飯田橋のハローワークです。

ネットでも予約できます↓
▶ジョブ・カード作成支援予約専門サイト

飯田橋のハローワークでは、訓練前キャリアコンサルティングが週２日の頻度で実施されていました。訓練前キャリアコンサルティングを受けて、そのまま教育訓練給付金の申請ができます。
※もし予約が満員であったり、急いで予約したい場合は、訓練前キャリアコンサルティングのみ管轄外のハローワークで受けることも可能です。しかし、申請は管轄のハローワークとなるため、二度手間になります。

3. ジョブ・カードの作成

給付金の申請が２回目ということで、ジョブ・カードを作成するのも２回目です。前回はExcel(テンプレート)で作成しましたが、今回はマイジョブ・カードというサイトから作成しました。
▶マイジョブ・カード(厚生労働省)

60分以内に操作がないと、せっかく入力したものがエラーとなりますので、要注意です。こまめに「保存」しながら入力することを強くお勧めいたします。

なお、作成必須なものは以下４種類です。
内容が薄いと再提出が求められる可能性もありますし、そもそもジョブ・カードを作成することで自身のキャリアの振り返りにもなります。しっかりと準備したいものです。

4. 訓練前キャリアコンサルティングの実施

本事業は、令和５年度は株式会社ランゲートが受託しています。そこからキャリアコンサルタントが派遣されていて、今回ご担当いただいた方は、キャリアコンサルティング技能士２級をお持ちのベテラン女性でした。

親身になって面談してくださり、気づいたらあっという間の90分間でした。自分の辿ってきたキャリアの意味を振り返り、自己肯定感が上がりました。

キャリア・アンカーの８つの分類に基づき、改めてキャリアを見つめることができました。私は異業種×異職種転職や異動が多く、自分の専門性に思い悩むことがありました。ただこれは、キャリア・アンカー上、「チャレンジ」があるため、あえて自分で選び取ってきた道であり、取るべくして取ってきた道であったのだな、と納得できました。

5. 受給資格確認票の記載

無事、訓練前キャリアコンサルティングが終わったら、ハローワークで渡される受給資格確認票に必要事項を記載します。受給資格確認を受けなければならないからです。
▶受給資格確認票

記載内容として、指定番号、教育訓練講座名や受講開始予定年月日などが必要となります。事前に確認・準備しておきましょう。

6. 窓口に申請

ハローワークで、提出や提示が求められたものは以下です。

ここで、一旦、訓練開始前での手続きはＯＫです。
次は、訓練終了後に追加手続きを行います。

つい、後回しにしてしまいがちな教育訓練給付金の申請。
支給を受けるためには、専門実践教育訓練を受講する1か月前までに、これら申請を完了させなければなりません。

くれぐれも、訓練前のお手続きは忘れないようにしてくださいね。
では、楽しみながら学んでいきたいと思います。

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あなたの可能性をクリエイト。
以上、ほぷさんでした。

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