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#3‗日本酒カレンダー(春) 春の休日はどこにいたってお花見&季節限定おりがらみ

イースター明けのシカゴは雪の降る朝からスタート❄️

シカゴは4年目ですけど、4月に雪はこれで2度目。しかし大体この極寒の戻りが来た後は、光のような速さで春が過ぎ、そして突如夏が来るので、今夜は過去の日米の桜の景色を思い出しながら、短い春到来を想いつつ、東洋美人 醇道一途のおりがらみで一杯🍶
(ちなみにアメリカでは基本、公共の場でお酒を飲む事ができないので、花見宴会の実施は、ひとり酒であっても日本のように堂々とは叶いません)

澄川酒造場の銘柄は、初代当主が亡くなった奥様を思って名付けた「東洋美人」のみ

この東洋美人が造られる、澄川酒造場の四代目蔵元杜氏は、農業の東大と言われる東京農業大学は醸造学科卒。ここを卒業された方、ふらっと聞いただけでも名だたる蔵元さんが多いんですけど、気になって調べたら、やっぱりありますね。卒業生だけの団体「農大醸友会」というものが。

チェックしたら、やっぱり大好きな蔵元さんが勢ぞろいでした。この団体で事務やりたいw

さて、そんな東農大卒の澄川酒造4代目の造る、醇道一途のおりがらみは、春爛漫な夕暮れに負けない華やかな香りと、瑞々しさ。おりがらみはこのすっとして瑞々しいのにまろっと旨いっていうのが、いいんでしょうね~

吉祥寺井の頭公園の早朝の桜

これは3年前くらいに撮影した、早朝の井の頭公園、満開の桜なんですが、おりがらみのイメージって、景色にしたらこんな感じのような。

なのでアテはさっぱりだけどねっとりな、タコとヒラメの昆布締めと、マグロ赤身漬けと菜の花風(シカゴのスーパーに菜の花は売っていない)お浸しの胡麻和え。

ワシントンD.C.のソメイヨシノ

そして今年は桜満開の東京でも過ごす事ができまして、休日は桜と日本酒をちびちびと楽しんで参りました。

ちなみに余談ですが、花見文化が大々的になったのは豊臣秀吉が企画した、ゴージャスな花見がきっかけだったそうで。さすが秀吉!
1594年、「吉野の花見」と称して、大坂から1000本もの桜を移植した奈良は吉野の山に、徳川家康、前田利家、伊達政宗など有名どころの武将たち5000人を招いて5日間も行ったという!!5日間!

当時は開花予想なんてないでしょうし、誰がどうやって開催日程を決めたのか気になります。そして、きっとこの宴会部長が命がけだったことは想像に難くない。。。

しかし、武将好きにはきっとたまらない話でしょうね。

秀吉の酒ネタ、面白そうなので、今後もちょいちょい追いかけてみたいと思います。では今夜もステキなお酒に出会えますように🍶

四ツ谷の夜桜


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