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詩(🧊氷水💧)

もともと、私は氷だった
ひとつの大きな氷のかたまり
🧊🧊🧊🧊氷塊🧊🧊🧊🧊

とかされていく
私はまだ、とけたくないのだと
何度もつぶやきながら
あらがいながら

次第にわずかづつ
氷はとけて
もう、わずかしか残っていない

こぼれ落ちていく
ぬるい水の行く先
道筋みちすじは白く淡く
残された氷は
おのれ末路まつろを知る


まだ、とけたくはない
氷のままでいたいのです


🧊🧊🧊🧊🧊🧊🧊🧊🧊
水水水水🧊水水水水 💧
水水水水氷水水水水  💧
    💧        💧
    💧        💧
    💧        💧
    💧     
    💧




かっちーさんの俳句と、しちさんのイラストからの着想で誕生した朔の詩です。
ありがとうございます🍀

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