読書「ジョーカー・ゲーム」

柳広司著。
結城中佐が設立した陸軍内の秘密組織であるスパイ養成学校すなわち"D機関"とそのメンバーの物語。章ごとに主人公(目線)変わっていきます。
アニメ化もされていて、映像も見ながら並行して読みました。
アニメのサウンドトラックはゆったりとした曲が多かった気がします。見ているとつい目を閉じて癒されていることが多々あり、何度も巻き戻して見直しました。音声だけでは無く映像も見ていないと理解しにくいところがあり、また映象を見ていても難しくて、多分アニメだけではストーリーが表面的にしか理解できなかったと思います。
小説を読むことで、細かい描写から想像が膨らみ、登場人物の心情の変化も読み取れ、ストーリーを堪能できました。映像ではサラッと流れたけど実は深い意味を含んでいたり、登場人物に愛着が湧いたり、原作を読むことでアニメも深く楽しめました。
続編もあと3冊あるので、次を読むのが楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?