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昔からの伝統を守る山古志の盆踊り

4年ぶりに山古志の各集落で盆おどりを開催。

都会のにぎやかな盆踊りのような派手さは全くないけれど、
住民が昔から大切に守ってきたものがギューッと詰まっている
山古志ならではの盆踊り。

お参りから始まる盆踊り

人口780人の限界集落ですが、昔から守り抜いてきたお盆行事は、山古志の各集落にとって特別なもの。

都会のようなきらびやかな飾りや、盆踊りの定番の金魚すくいや水ヨーヨーなど、お祭り的なの出店が全くない盆踊り。

先ずは、神社にお参りして願いを込めてから始まります。

住民が代わる代わるに太鼓をたたく

一番の驚きは、盆踊りの音楽が地域に伝わる民謡の生歌。
伝統の民謡をみんなで歌いながら、地域の人が代わる代わる叩く太鼓のやぐらを囲んで踊る、昔ながらのスタイル。

実にシンプルだけど、心にじわーっと染み入るひと時。
人の温かさ、この地で暮らしている人の強さが、ひしひしと伝わってきた。

都会ではけっしれ味わえない、私にとってとっても贅沢な体験でした。

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