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追悼 目の前に広がる本当の世界とともに

追悼、、、
3月11日。
 

あの日私たちは東京大田区にいました。


幼稚園帰りの娘の手を引いて私は歩いていました。
 

突然の地震。
電信柱が右に 左に
大きく揺れるごとに
娘の手を引いて
左に 右に 
動いたことを覚えています。
 

翌々日、
数日分の着替えとお布団と炊飯器などを詰め込んだ小さな軽バンで、
私たちは東京を離れました。
 

ガソリンスタンドの彼方此方が大渋滞で、
それを横目にただ西へ、
車を走らせました。
 

途中、
コンビニエンスで綺麗さっぱり無くなっている水や食料をみて
すべてがあるように感じていた都会という儚さを感じました。
 

それでも煌々と光る大量のネオンライトに囲まれた都市、
延々と灯されている高速道路の光に
「バカじゃないの!!!」
車の助手席で叫んだことを覚えています。
 

あれから11年経ちました。
九州大分のこの地に運ばれて、11年経とうとしています。
 

自分たちが本当に求めていることは何か?
それに気付かせてくれたあの日。
 

どこで
どのように
誰と
何をして
何のために
私は生きたいの?
その真実に向けて大きく扉を開いたあの日。
 

多くの命を無くし、
そしてまた、
多くの命が「生きる」ということを知った日。
 

あの世もこの世も
あの人もこの人も
あの国もこの国も
すべてが共に、
創造という大きな世界に共存するというフィールドから
 

亡くなられた方々のご冥福を祈り、
耳を傾けて、
ただ、
「今」に耳を傾けています。
 

昨日はこの100歳の古民家Ayasofyaにて
AHA「剣と杯」の勉強会を行いました。
 

ひとりの心の中にある形象は
わたしたち全員の中にあります。
 

この世界でねじれてしまった記憶は
「あなた」と「わたし」の意識で紐解くことが出来ます。
 

そのねじれを宇宙に還していくごとに
生命は息を吹き返しては
より一層の深みを増した輝きで
新たな世界を創造する場として「ココ」を甦らせることが出来ます。
 

それがわたしたち全員が本当は持っている「創造の力」。
 

世界で何が起こっているのか
そんな情報も自動で流れ込んでくる日常から
いま、目の前に広がる世界を
いま、目の前にいるあなたとのトキを
ひとつひとつ
丁寧に紡いでいきながら
宇宙のリズムとこころのシンクロナイズの体感の中に
生命そのものの力を感じでいます。
 

こうして生きている
こうしてあなたとともにいる
その恩恵とともに・:*:`・(.˘‿˘.)
                  合掌

#3 .11
#震災がきっかけで東京を離れました
#移住

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