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エネルギーの浄化とチャージに〜武田双雲展へ

昨日は、友人と2人で、楽しみにしていたこちらへ。

武田双雲さんの個展。
とは言え、飾っている作品は全て商品でもあるので、入場は無料。
けっこう広いエリアに200点以上の作品が展示されていたので、かなり見応えがありました。

わたしたちは、午前中に1時間くらい見て、お昼ご飯食べたら、戻ってまた1時間くらい見て。
作品のエネルギーがピュアで心地よくて、会場全体が聖域のようになっていて、ただ見ているだけで魂にエネルギーがチャージされているような感覚があり、その体感を身体に刻み込みたくて、おかわりせずにいられなかったのです。笑。

1回目と2回目では、目に留まる作品が違ったり、遠くから見ることで異なる印象になったり、説明を受けることで違う視点が持てたり、それだけでもおもしろかったのですが。

なんとなんと、武田双雲さんご自身が会場にいらして、すごく気さくに話しかけてくださって、即席のトークショーまでしてくださいました。
一応ご本人の来場日を選んで行ったのですが、こんなに近くでお話しを聞けるなんて、思いもよらず、握手までしていただけて、感謝感激。

なんというか、作品に囲まれて聴く言葉は、youtubeで聴くよりもすっと心に染みて、わたしの深い部分に響いたような気がしています。
お話ししてくださったのは、書道家になるまでの生い立ち、作品に込めた想いとどう作品作りに向き合っているかということ、そして、ご自身が生きる上で最も大切にされていることをギュギュッと。

近いお話は、このyoutubeで聴けます。

徹底的に内省して、自分を振り返って、結果、10キロ痩せられたそうです。
実物は、画面越しでみるより10倍イケメンで、長身ですらっとしていて、かっこよかったです。
しかも、バリバリの熊本弁で、自然体で、作品の印象とお会いして受け取った印象が完全に一致していて、お見事としか言いようがありませんでした。

やっぱり、なにが人を感動させるかって、作品に込められた想いとかエネルギーであって、作品を創るときだけでなく、ご自身の生き方、在り方の全部が作品に凝縮されて込められているから、双雲さんの作品にはこんなにもパワーがあるのだなぁと感じました。

どんなにすごいとたくさんの人たちに称賛されても、それにおごらず、なにも気負わず、決めつけず、いかに自分を身軽に、新鮮に、クリアにしておくかということに毎日創意工夫を凝らして、それを楽しんでおられて。

20代に「毎日に感動して生きたい。人を感動させる仕事がしたい」と決めて、独立して、48歳の今も同じ想いで活動されているそうです。
そのために、当たり前になってしまう日常をいかに新鮮に見て、受け止めて、感動できるか、ということを日々試行錯誤されているとおっしゃっていました。

作品を創るとき、出来上がりのイメージも下書きも一切しないそうです。イメージした時点で、結果が見えてしまうから。自分がわかっている結果にたどり着いても、つまらない。自分が思った以上、想定外の結果になるからこそ、感動が生まれるものだ、と。

わたしも、ものづくりをする人の端くれとして、そのエッセンスの一部をご本人からお聴きできたので、自分なりにやってみて、実感としてとらえられたらいいなぁと思っています。
最近個人的に考察していたことのヒントにもなりました。

なんと言うか、やっぱり、こういうものはリアルで対面するのがいちばん。百聞は一見にしかずです。
全国のデパートを巡られているようなので、お近くに来られたら、ぜひぜひ感じに行ってみてください!
画面で見るより、すごいです。囲まれたら、もっとすごいです。ご本人は、もっともっとすごいです。(語彙力ゼロww)

Enjoy your life!
イズミ

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