格ゲー初心者がストVをプレイしてみた
大好きなストV。大会や配信で人のプレイを見ているだけで楽しかったけどある理由から自分でも触ってみることに。
結論から言うと2年ちょっとやってみてダイヤ帯で終了しました。
まだスト6発売まで残り1ヶ月ほどあるけど目指していたマスターに到達することは残念ながら出来なさそう…
なので締めくくりに振り返りと備忘録として、そして、スト6に向けてそれを生かすために記事に残しておこうと思います。
📌最後まで苦労したこと、悩んだこと
自分なりに色々な情報を参考にしたり自分のリプレイを振り返って
「ここはこうだから、こうした方がいいな」
と思っても本当にそれが正解かどうかわからなかったということ。
実際、正しいと信じてやっていたことが実はそうじゃないということに後々気づくこともありました。
解決策としてはストVの配信やディスコで質問してみるというのがいいんだろうけど初心者ということもあり気が引けてしまって…。
なので、この記事に書くことはあくまでも私見で
「自分ではこうした方がいいと思ってやっていた」というもの。
認識や、やり方が間違っている可能性も大いにあるかと思います。
あと、自分の数少ないゲーム経験も少しだけ添えて書こうかと。
ストVの本題は目次の「📌待望!初めてのストV」から。
📌ゲーム遍歴
◆生まれながらの動画勢
兄が小さい頃から色んなゲームに興味があったようで実家にはその時期流行じゃないものも含め新旧のゲーム機やソフトが色々ありました。
でも自分自身は幼い頃は外で遊んだりお裁縫や本を読んだりするのが好きで、小学生の頃は習い事、中学生の時は部活、高校生の時はバイトやオシャレや遊びに明け暮れていたりと自分の中でゲーム以上に楽しいと感じることが沢山あったのでほとんどプレイするということはありませんでした。
その中で当時、唯一興味が湧いて楽しいと感じたのがこのゲーム。
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
ただこのゲームをプレイすると、なぜか熱が出たり体調を崩してしまうことが多くクリア前に親から禁止令を出されてしまって…w
今思えば部屋の明るさだったりゲーム画面との距離だったり環境に問題があったのかも。
そして人生初のRPGはこれ。
『ファイナルファンタジーVII』
これもそれなりに楽しんでやっていたんだけど、ある日、弟にケンカの報復としてセーブデータを消されてしまってそれっきり…w
とにかく兄と弟がゲームしているのを見る方が自分がやるより楽しいと感じていたので、その頃から生粋の動画勢だったんだなと思います。
◆(自分の中で)やり込んだゲーム
たまたまいただいたニンテンドーDSで当時フリーな時間が割と確保できたこともあり、この3つを謎にやり込みました。
やり込みと言ってもゲーマーの人達からするとちょっと触った程度になっちゃうかもですが。
『ニュー・スーパーマリオブラザーズ』
これは言わずと知れた名作。
巨大マリオが敵やブロック、土管までなぎ倒すアクションが爽快でした。
『ファイナルファンタジーⅢ リメイク』
本当は過去に断念したⅦをやりたかったけど確かソフトが売ってなかったからとかそういう理由で買った記憶が。
普通におもしろくって全キャラHP9999のLV99まで上げたような気がする。
数年前にウメさんが配信でやっていて、すごく懐かしかった。
『雀・三國無双』
兄弟が本家?のアクションゲームみたいなのをしていた記憶があって懐かしさから購入。
CPUキャラが豊富で、よく鳴くキャラや手が早いキャラなどキャラ特性があったし、SEもBGMもめちゃくちゃかっこよくって、かっこいいかわいいキャラがたくさんいて声優さんもよい、というところが刺さりました。
ちなみに私は夏侯惇と貂蝉というキャラが好きでした。
DSを触ってみると「ゲームを自分でやるのもおもしろいな」と思うようになり、ちょこちょこスマホで『逆転裁判』とかFFシリーズを触るように。
◆ストVをプレイしようと思った理由
理由は主に3つ。
②に関しては、ももちさんがよく「普段のリスナーとの対戦(LP不問)が練習になっている」と言っていたことが最大の理由。
応援しているプレイヤーの活躍に貢献したいけど応援することしかできない私にとって理想の貢献の仕方だなと思っていました。
③に関しては、見てるだけでも十分楽しいんだけど深く知ることでプレイのすごさがより伝わってくるのではないかなということが、まずひとつ。
あと何人かのプロプレイヤーが
「すごくない所うまくない所で『すごい!』『うまい!』とか大会のコメントで書かれてる時あって違うんだけどなぁって思う時がある。」
と言っているのを複数回聞いたことがあって…。
私からすると
”よくわからないのに、すごいと思わせることがもうすごい”
って思っちゃうんですけど、、、
確かに置いてるだけの技が当たったり、相手がミスっただけなのにうまいって言われることに違和感を感じるのは、なんとなくわかる気はしました。
そして、深く理解したいと思ったもう一つの理由。
調整が入った時や新キャラが追加された時などアプデの時期はどの配信でも割と深い話を何日もかけてすることが多く、聞いてても話に付いていけないことが多々あって。。。
見ているだけでも勿論楽しい部分はあったものの、より楽しみたいという想いで改めて自分も実際プレイした方がいいなという気持ちに至りました。
◆人生初の格ゲー
ただ、当時PSもモニターもコントローラーも何から何まで手元にはなく、
手持ちのPCに試しに落としてみたもののスペックが足りなさ過ぎて体力ゲージなども表示されない、、、
といった感じでストVがすぐに出来る環境にありませんでした。
ということでやってみたのが、これ。
『スマホ版 ストリートファイターIVチャンピオンエディション』
スマホに表示された左側の方向キーと右側のアクションキーをパッド感覚で操作するというもの。
いちおランクマもあったけど全然マッチングしなかったので、このゲームでは主にトライアルとCPU戦をやるだけでした。
初めて挑戦するコンボはほんと難しくて、お手本もゲーム内になかったので動画なんかを調べながらなんとか全キャラのトライアルをコンプリート。
ちなみにこのゲームの影響でキャミィのスパイラルアローがストVでも下段技だと思い込んで、しばらくがんばってしゃがみガードしてました…w
せっかくなんでもうちょっと本家に近いものをやってみたいと思い、次に買ってみたのがこれ。
『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』
「DS持ってるしちょうどいい」と思ってパッと買ってしまいましたが…
「ソフトが刺さらない💦」互換性がないことをちゃんと調べていなかったため、ただのコレクションになってしまいました。
📌待望!初めてのストV
◆チュートリアルで…
以前から使用していたPCが壊れ、新しいPCを購入することに。
ゲーミングPC購入も視野だったけど仕事用に持ち歩ける薄くて軽いものがよかったので断念。
試しに新しいPCにストVをダウンロードしたみたところ…。
映った!!!
チュートリアルの時点で「自分のPCにあの滝ステージが…!」って、当時めちゃくちゃ感動したことを覚えています。
波動拳、昇竜拳が出せるどころか「ジャンプうわぁあああ!」「ガードうわぁあああ!」って感じで、今までずっと見るだけだったことを自分の操作で出来ているということにいちいち感動。
思えばこれが、ストVを自分でプレイする中での感動のピークだったかも。
◆最初の壁
まず、アケコンは勿論パッドも持っていなかったのでPCのキーボードでやることにしたんだけど、どのキーにどのボタンを割り当てていいのかわからず…。
まず根本的な問題として普通のアケコンやレバレスのどのボタンにどの攻撃が配置されるかも知らなくて…。
知っていることは左手が方向キー右手が技のキーということのみ。
当時調べてもなぜか正解に辿り着けなくて設定画面で上から適当にボタンを押していったので、とんでもない配置に。
今調べると色んな情報がサッと出てくるのになんでだろう…。
通常弱Pのボタンに中K、その右に強Pとか、とにかくめちゃくちゃ。
自分がプレイするまで流し見してたこの画面がたまたま視聴していた配信で映った時、「全然違う…!!」ということに気づきました。
この間違いに気づいた時点で触り始めてから1ヶ月ほど経過していたので修正しようかどうかほんと迷った末、長く楽しむために変更が必要と考え、思い切って修正することに。
◆まずは一人用から
映ったとはいえスペックが足りていないので、とてもネット対戦を出来るような状態になくひたすら一人用をすることに。
初心者あるあるかと思いますが、まずはチャレンジモードから。
調整で使えなくなったコンボがそのままになっていたり色々問題があることは知ってたけど、初心者がコンボを視覚的に理解しながら手に馴染ませるといった意味で、個人的にはよいツールかなと思いました。
技がちゃんと出せたらその都度、音が鳴って最後にSUCCESSって表示されるのも地味にうれしかった。
◆チャレンジモードで困ったこと
ボタンを押すタイミングがわかりにくい
ディレイ、微歩き、前ステップが必要でもコンボ表示やお手本を見るだけではそれがわからない
実用的でないコンボが含まれている
と、いうこと。
ボタンを押すタイミングやディレイに関しては音ゲーみたいに画面に必要な情報が表示されるといいのになと思いました。何よりなんか楽しそう。
微歩き、前ステはコンボ表示に組み込んでほしいなと思いました。
実用的でないコンボも一生懸命クリアをめざして何度も何度もトライしたので実戦で最適解でないことを知りながらも、しばらく手癖でやってしまうといった問題がありました。
これは事前に調べてやらないという選択肢もあったなと後から思いましたが初心者にはそれがなかなか難しかった…。
◆キャラ選び
このチャレンジモードで自分が使ってみたいキャラを順番に触っていきました。一番簡単に感じたのはレインボー・ミカ。
昇竜コマンドがないというところも簡単に感じた一因だった気がします。
ただ生意気にも
「せっかくストVするなら昇竜コマンドのあるキャラを使いたい」
「読み合いの基本もわかってないのにコマ投げキャラを使っていいのかな」と思って。。。
あとはガチャプレイになりがちな初心者あるあるかと思いますが、前中Pで出る情熱プレスという技、これがCPU戦で漏れて漏れて…折角出来るようになったコンボをやる以前の問題で…。
こういったこともありミカは、やめ。
ちなみに使ってみたかったキャラの筆頭は春麗とキャミィ。
これも初心者あるあるかもですが、チャレンジモードのVol.1の最後の方がなかなか安定しなくって「このキャラ難しい…」という印象に。
あとは空中コマンド技(空中百裂、キャノンストライク)も初心者キーボード勢の自分にはちょっとハードルが高いと感じ断念。
そこで最終的に辿り着いたのが、、、
コーリン
元々そんな好きなキャラじゃなかったんだけど、ももちさんが使ってるのを見てるうちにかっこいいと思うように。
私が始めた時にはもう、ももちさんは別のキャラを使っていたけど、当時コーリンをメインで使っていたカワノくんや水派くんのプレイもかっこいいなと思っていて好きなままでした。
◆初心者が感じたコーリンの魅力
① コンボが簡単
チャレンジモードも割とサクサク進みました。
CPU戦でも割と安定して技を出せた方かと思います。
ちなみに初心者に良いと言われがちな連打技(パラベラム)。
始めたてはガチャプレイだったので漏れやすく、なくしてほしいと当時思っていました…w
② トリガーの爆発力
私が使っていたのはVT2のアブソリュートゼロ。
調整が入る前は特に、初心者でも火力が高いコンボが割と簡単に出来たので逆転力も高く、お陰で追い込まれても最後まで諦めずにプレイ出来ました。
③ 2本トリガー
すぐに発動できるのと2回発動も狙えたりVリバ、Vシフトに回しやすいのでありがたかった。2本の性能ではないと言われ続けていたのでいつ3本にされるか調整のたびにドキドキしてました。
④ 3F技がある
これは始めたての頃とランクがある程度上がってからでメリットと感じる部分が違うけれど、初心者の頃は暴れが通りやすいというのが理由のひとつ。
なくして欲しいと思っていた連打技も、取り敢えず弱P連打しておけばコパンから弱パラに繋がって、ガードされても反撃されにくく相手との距離も離れるので正しい使い方かどうかはさて置き、頼もしいと感じる部分でした。
⑤ 心強い体力
よく話題に上がりますがコーリンは体力1000という当時の性能からすると高い方。なので相手の技を食らうことを恐れず思い切りのある伸び伸びとしたプレイをしやすかったかなと思います。
⑥優秀な対空技
当身技のフロストタッチ。発生が早く持続も長くて判定も広い技。
初心者帯はめちゃくちゃ飛んでくる人が多い上にめくりもしてくるので、割とどんな距離から飛ばれても対応しやすいこの技に随分助けられました。
すかされると勿論痛い反撃を食らいますが初心者帯であまりすかす人もいなかったので飛びの抑止にも繋がり重宝しました。
ただほんと最初の頃はそれすらも出来なくて安定して対空が出せるようになったのは確かシルバー帯の後半くらい?だったと思います。
とにかく、いいとこ盛沢山。
◆参考にした動画
まずはこれ
プロゲーマーボンちゃんが2020年に配信してくれた講座。
後日、Youtubeにアップされたまとめ動画を見返し、ここでオススメしてくれたコンボを取り敢えず手に馴染むまで何度も繰り返し練習しました。
今でもこの時身に着けたコンボやテクニックを活用させてもらっています。
そして、もうひとつ
コーリンでトパチャン、EVOを制したカワノくんの動画。
”一瞬で”ダイヤいけますは自分には当てはまらなかったけどシンプルにポイントがまとめられていて、とてもわかりやすかった。
ただ、ボンちゃんの講座に比べると少し難しいと感じる部分があり講座内容の全てを実戦で活かせるようになったのはゴールド帯くらいから。
あと動画ではないけれど、これもすごく参考にさせてもらいました
ふ~どさんが今でもやっているジコケンTV
各キャラ対策などはここでたくさん学ばせてもらいました。
そして「今夜勝ちたい」でお馴染みのゴジラインさん。
ここのコーリンの記事を見て色んなコンボをトレモで練習してみました。
他にも日常から視聴しているプロゲーマーが配信中に言ったことなどかなり参考にさせてもらっていました。
📌ネット対戦始めました
◆ランクマ初体験
触り始めてしばらくして、ふとしたきっかけからゲーミングPCを購入することになりネット対戦をやってみることに。
ほぼ生まれて初めてのネット対戦。初めてマッチングした時ちょっと感動しちゃいました。「相手も人だぁ…。」ってw
この頃はキャラにもよるけどレベル8CPUへの勝率が平均9割くらいで、ブロンズかスパブロくらいまでは確かあまり苦労なくいけた記憶。
初心者からするとブロンズとスパブロは大きな差だけど、この頃、割と気軽に適当にやっていたので正直あまり明確な記憶がなくてかなり曖昧。
◆苦痛だったネット対戦
始めの頃は新鮮さに感動しその余韻に浸りながら楽しくできていましたが、その時間はすぐに終わりを迎えました。
動画勢歴の長かった自分にとって、ずっと見てきたトッププレイヤーの洗練された動きとは全く違う相手の動きに戸惑う日々…
「こういうことがしたいんじゃないんです…。」
何度そう思ったことか…w10連敗とかすることもしょっちゅう。そして…
いつしかそう感じるように。
「ストV楽しい!」と言っている人達に対して「強がってない…?」と本気で思っていましたw
実は対戦で息苦しさを感じるというのは今も変わっていません。
対戦開始時の”FIGHT”の瞬間から”K.O.”の文字が出るまで、ずーっと心臓をギュゥゥウウっとされてるような感覚を毎回味わっています。
「自分がやりたいことをできるようになってランクが上がって相手のレベルも上がれば、こういう息苦しさからも解放されるかな。」
と思っていたけど全然そんなこともありませんでした。
「熱帯はサバンナ」
ときどさんが配信でたまにそう言っていたのを聞いていたので勝てないことや屈伸、切断なども覚悟していましたが、勝てないことはさておき屈伸、切断はほとんどされたことがなく、そこにストレスを感じた経験はほぼなし。
私が一番ネット対戦で心折れそうになったのは”サブ垢”の存在。
存在自体は聞いてはいたものの自分の想像した何倍もいて驚きました。
初めてダイヤにリーチを懸けた試合でもアカウント作成日が3日目のサブ垢と思われるランクが下の相手に圧殺されてしまって…。
ランクマは常に自分と実力が近い相手と対戦できると思い込んでたので現実とのギャップに衝撃を受けました。
今でも、いなければいいなぁとは思うけど必ずしもサブ垢=悪ではないし、もう「それも含めてネット対戦」という認識を持って割り切ることに。
あと、ランクが停滞してる時に持つよう心がけている思考。
これもときどさんが配信で言っていたことだけど
「これが今の自分の適正ランクということ」
「そう思って出来ることをひとつずつ増やしていくしかない。」
専門外の鉄拳ランクマ中なかなか安定して勝てず昇格出来ない時に発した、そのときどさんの言葉にかなりの説得力を感じました。
ゲームをつらいと感じている人に対し「嫌ならやめればいい」という意見もよく耳にします。それも一つの方法だとは思います。ただ…
私は、めんどくさいことに苦痛でも「上達したい」「理解を深めたい」という気持ちは不思議とブレずに持ち続けていて…
続けている理由は、ほんとそのシンプルな想い。だからやめられないw
「とにかく続けてください」
これも、ときどさんが配信で視聴者さんから相談を受けた時よく言う言葉。
◆CPU戦のメリットデメリット
ネット対戦をやってみて改めてCPU戦に対し思ったこと。
❖メリット
・ 実戦でのコンボ、対空、差し返し、確反、確認の練習になる。
・ アタックデータを見ながら技のモーションでフレームを覚えられる。
2項目の詳細はこの後の章で。
❖デメリット
・ 前ステ、表裏、中段がほとんど通らない。
・ 投げ抜け率が高いのにシミーは通らない。
・ 有利不利ほぼ無視。(不利でも手を出してくる、有利でも何もしてこない、確反入れてこないことがある、こちらが不利でも割と攻撃が通る)
・ 実戦でよく相手がやる行動をしない、逆にしない行動をする。
・選択肢や行動が単調。
デメリットが多くなってしまったけど、この辺に注意をしながらやっていくとCPU戦も実戦で役立つことがかなりあると思います。
◆CPU戦で実戦に活かせたキャラ対策
キャラによって特徴があり練習したいことによって相手キャラを選択していました。例えば、、、
❖リュウ、ガイル、サガット
弾に対する歩きガードの練習
とにかくめっちゃ弾撃ってきてくれる。
❖ナッシュ
対空の練習
かなり飛んでくるし必殺技(ムーンサルトスラッシュ)も混ぜてくる。
↑これは、ときどさん経由の藤村さん情報。
ちなみにCPUでめくりを結構やってくるのはカゲ、Gとかこの辺。
❖ブランカ
飛んでくるコマ投げをかわす練習
通常飛び技やローリングも結構混ぜてくるので技の見極めの練習にもなりました。ちなみに同じような技を持つCPUバーディーはあまりやってこない。
❖カゲ
溜め系の技への対処の練習
VS1の穿波活殺をCPUは結構やってくるので、溜めてるの見たら差し返せる距離に移動して、そこからコンボを決めたり画面端背負ってるなら当身狙うとかそういう練習をすることで他のキャラの溜め技(ザンギの溜め大P、ユリアンのタイラント、アビアレクサガットのVTなど)への対処もある程度できるようになりました。
あと、個別のキャラ対策で
❖ベガのVS2(ヘルズワープ)
初心者帯で猛威を振るっているこの技をCPUがかなり頻繁にやってくるのでそれに対して弱中強PのTCからのコンボを入れる練習。
それが安定して実戦でも出来るようになってからは相手がこのスキルを選択すると「ラッキー♪」と思えるまでに。
❖バルログのフライングバルセロナ
通称ヒョーバル。バックジャンプコパンだったり当身だったりの練習。
相手に対応されて潰されることもあるけど最初の頃はたまに当たるバルログにこの技でいいようにやられていて…。
練習の甲斐あって抗うことが出来るくらいにはなりました。
逆に実戦では頻繁にやってくるのにCPUがあまりしないこととして
キャミィのキャノンストライクやVS1(アクセルスピンナックル)
VT1発動後も強化ストライクほとんど撃ってこない。。。
こんな感じで色んなキャラとCPU戦をやりながら特性を理解し、実戦で活かせる練習法を自分なりに発見しつつ練習をしていました。
◆ハマった落とし穴
初心者コーリン使いへのアドバイスで必ずと言っていいほどよく聞く
弱体化された今もなお強いこの技。当時は反撃もされにくく適当に置いても機能する技だったとは思います。しかもクラカン技。
カワノくんの動画でも、まずこれをやりましょうの項目の一つにあがっていました。
ボンちゃん講座でも、
ふ~どさんのジコケンでも推されています。
ただ、これ…実際自分が使ってみて最初の頃は全く機能しませんでした。
「言われた通りにしてるのにどうして…」それどころか
「なんか、この技振ってる時相手の技食らってない…?」
しばらく、ずっとそんな感じで…。
何がダメなんだろうと思って、改めて考えて自分なりに気づいたこと、
「振った時に相手の”飛び”が刺ささりがち」という単純なことでした。
初心者帯はバッタ帯って言われるほど飛んでくる人が多くってスナイピングキックの隙にガンガン飛びが刺さっていました。
今なら技を振ったと同時に上を見て飛んできた相手に対処するっていうことが出来るけど始めたての頃は2つ以上のことを同時に考えるということが出来ず、、、
対策として活用したのがトレーニングモード
ここで相手をリュウにして飛びと波動拳など他の技をいくつかレコーディングさせておいてスナイピングキックを振ったと同時に上を見るという練習を何度も何度もしました。
動画勢の頃から何度も見てきたトレモ映像だけどレコーディングの仕方は知らなかったのでウメさんのこの動画を参考にさせてもらい練習しました。
というウメさんの言葉を信じて本当に何度も何度も…。
あとは振るタイミングや距離について何も考えていなかったということ。
”取り敢えず置きましょう”を深く考えずそのまま受け取り何も考えずにただおもむろに振っているだけでした。
いちお自分なりに相手の行動を見て飛んできそうなタイミングや飛びが刺さりそうな距離で振るのは控えたりするようにしてみました。
こういった対策が劇的に効果があったとは自信を持って言えないけど修正点を考えるきっかけになって、ここから他の行動も少しずつ見直すクセがついたかなとは思います。
気づけて良かった…。
📌練習で意識したこと
◆フレームの覚え方
動画勢歴が長くても技のモーションと技名が一致しないもの。
必殺技はよく配信や大会の実況解説で耳にするんだけど通常技が意外と把握できていなかったということに触ってみて改めて気づきました。
ちなみにリュウの大ゴスと呼ばれていたこの特殊技が「鳩尾砕き」だということも調べものをしていて初めて知りましたw
そんな感じで1回1回技名を調べる…という作業が大変だったのと視覚的にフレームを覚えたいというのもあって活用していたのがこの方法。
CPU戦でアタックデータを見ながら技のモーションでフレームを把握する
例えば、何か技をガードした直後にアタックデータに視線を一瞬やるようにして、はじめから技を文字ではなくモーションで認識しフレームを一致させるようにしていました。
自分のキャラのフレームは基本頭に入れるようにしていて、アタックデータで表示されたフレームを確認したらどの技で返すのがいいのかとか考えてみたりしていました。
勿論、フレーム表もリプレイも状況に応じてチェックしながら練習していてフレームを覚える為にCPU戦をするというよりCPU戦がてらフレームを覚えるみたいな感覚でやっていました。
フレームについてのお勉強ですごく参考にさせてもらったのがこの動画。
初心者でも理解しやすいように説明してくれている上に、じょうずに編集されていて、とてもわかりやすかった。
ちなみに私は、この動画をみて詐欺(安全)重ねを理解し習得しました。
内容的にはガチの初心者には少し難しくゴールドくらいの中級者以降向けかなという印象ですが、元々基礎知識がある人はそれ以前のランクでも全然問題なさそうです。
◆どこまでキャラ対策するべき?
私がストVを始めた時にはもう40キャラくらいいて全部のキャラの対策をやるというのは大変。
なので、最初のうちはよく当たるキャラを中心にフレームや反撃、ボタンを押しちゃいけないタイミングなどを覚えて、それが実戦で出来るように練習を進めていきました。その筆頭がこのキャラ
リュウ
もうほんっとに最初のうちは散々やられて「CPUと全然違う…」と思い途方に暮れていた記憶。その頃のトラウマで実は今でもちょっと苦手意識が…w
あと、無差別帯まで行ってどのランク帯にも一定数いるなと感じたのはジュリ、アレク、ベガとかこの辺り。
これはプレイするシーズンにもよるかと思います。
それぞれのキャラがそのランク帯でよくやってくる連係などを調べつつ自分のコンボや対空精度もトレモで上げていくという練習をしていました。
◆何種類のコンボを覚えてやるべき?
最初はそんなたくさんの連係をしようとせず、これというものを決めて、とにかく反復練習で精度を上げるようにしていました。
例えば「VT2中に大Pクラカンしたらこのコンボ」「ジャンプ攻撃はこのコンボ」とかそんな感じ。
沢山やろうとすると迷ってしまって余計精度が落ちちゃっていたので
「これ1本でいく」スタイルでしばらくは、やっていました。
今でも出来ることのバリエーションはそんな多くない方だと思います。
「これでいいのかなぁ…」
と時々思うこともあったけど、ある日トッププロの配信を見てた時たまたま
「最初のうちは、強い連係を2,3個覚えてやればいい」
と言ってるのを聞いて、安心してそのスタイルを貫きました。
ただ…ももちさんがやったこのコンボがかっこよくって、ブロンズ帯の頃からめちゃくちゃトレモで練習して途中から取り入れたりもしていました。
こういうのも、ちょっとしたモチベに繋がってよかったかなって思います。
◆苦手キャラの克服法
始めた当初、最も苦手意識を持っていたキャラ
ザンギエフ
マッチング後のキャラセレ画面で横からスライドしてきて映った瞬間
「……これから数分間、嫌な気持ちを味わうのか…。」と、毎回思っててw
姿を見るどころか声を聞くのも苦痛だったのでトレモも億劫で…
でも、やられっぱなしだとずっと苦痛なままなので克服方法を試行錯誤した結果、辿り着いたのが、、、
『 荒治療 』
とにかくザンギ戦に慣れる為にCPU戦と調べものをやりまくりました。
「これでダメならまた別の方法考えよう」という心持ちでやってみた結果…
✨🎉\\ 克服 //🎉✨
まず対戦に慣れるよりなにより存在に慣れることができて…w
いつの間にか全く嫌じゃなくなったし寧ろうれしいくらいに。これほんと。
CPUはシベリアンエクスプレスを結構してくるので、これは絶対ジャンプでかわして確反入れるように意識して練習をした結果、シルバー帯の時点で実戦でもほぼ100%対応できるように。
溜め大Pへの対応もCPUのVS1カゲでの練習の成果で、差し返したり当身で返したり出来るようになって困ることがなくなりました。
ルークも追加したての時はすごく苦手意識があったけどマッチングする頻度が高すぎて、いつの間にかレアキャラと当たる時よりホッとするように。
これはあくまでも自分の場合だけど苦手意識があるキャラと、とことん向き合った方が克服できるみたい。
まあ、そりゃそうか…w
一般的に弾キャラが苦手と言われているコーリン。
私も元々、気持ちよく弾を撃たれて飛んだら落とされ、成すすべもなく負けてしまうことが多く「どうすんの、これ…」って感じで困ってました。
でも、いつからか対戦中”歩きガードの練習”と思ってやるようになって苦手意識がなくなり、これもザンギと同じく当たるとうれしいキャラに。
得意というわけではなく勝率もそんな高くないとは思いますが、当たった時のストレスがなくなっただけでも良かったかなって思います。
📌一番悲しかった出来事
何度も何度も反復練習して時間をかけてやっと実戦で安定して出来るようになったコンボが調整で出来なくなってしまったこと。
大Pクラカン後に滑って屈中Pからの高火力コンボは初心者でも練習すれば割と出しやすくってかなり重宝していました。
それが一晩で突然できなくなってしまって…。
当時の私にとって単発確認はクラカン時でもきつくって…。
それなら体力を下げたり技の判定を変えたり、そういう調整にして欲しかった…そう思いました。
と言っていても仕方がないので大人しく変わりの連係を練習することに。
始めた当初参考によくさせてもらっていたゴジラインの記事にも
と、ちゃんと書いてありました…w
遊びでやってる私でも抱いた悲しい想い。仕事にしてるプロゲーマーにとっては、ほんと死活問題。それを改めて実感した出来事でもありました。
📌一歩上をめざして
◆「このゲームで一番大事なのは起き攻めです」
トッププレイヤーの藤村さんが配信中よく言っていたこと
確かに、せっかくダウンを奪ったのに起き攻めの時に暴れられたりしがちでチャンスをものにできないままダメージを取られてしまったりすることも少なくないということに改めて気づきました。
そこからはトレモで投げと打撃重ねの練習三昧。
地味で基礎的な練習だけどスポーツの反復練習みたいで結構好きでした。
課題みたいなものは(ダイヤにタッチするまでは)すぐに見つかることが多かったけど、その分課題がありすぎてどこから手をつけていいかわからないといった問題に直面していた時期。
そんな時期に藤村さんのこの言葉を改めて聞いて優先順位を絞って練習することができたので、かなりありがたかったです。
ちなみに「誰でもマスターに…」という文言は、ある日を境に「誰でもグラマスに…」に変わっていましたw
「さすがにそれは言い過ぎでは…?」と思ったりもしたけど藤村さんの”しっかりやる”っていうのは私が思っている何倍もしっかりなんだと思います。
◆出来ることを増やしたタイミング
ランクが上がるごとにテクニックやコンボなど出来ることを少しずつ増やしていきました。増やそうと決意するタイミングは、相手がその行動をしてくるようになって自分もそれを取り入れないと勝てないと思った時。
これもかなり記憶が曖昧だけど、たしか、、、
❖遅らせグラップ
🥉ブロンズ帯後半🥉
こちら側の起き攻めで相手の無敵技ブッパへの対処法として。
ジコケンを見ていて学んだテクニック。
ちなみに投げ抜けはあるプロの教え通りランダムに5回に1回するくらい。
❖クラカンコンボ
🥈シルバー帯前半🥈
立大Kクラカン後に微歩き立大Pと前ステ屈中Pからのコンボがあってダメージはそんなに変わらないので混在しないように前ステからのコンボだけに絞って練習しました。
❖スタンコンボ
🥈シルバー帯前半🥈
氷(ヘイルストーム)が当たらなかったりパラに化けたり、ゲージ貯めの当身空振りが出したつもりで出なかったり未だにミスが多い…。
❖仕込み
🥈シルバー帯後半~ゴールド帯🥇
カワノくんが動画で言っていた立弱K→EXパラの仕込みをこの辺でやるように。大Pや中Pにも仕込めることをこの時くらいまで知らなかった…。
❖シミー
🥇ゴールド帯🥇
最初は起き攻めではなくジャンプ大Kガードさせてからちょっと下がって、屈中P→立弱K→弱orEXパラをやっていました。
単発確認が難しかったのでしばらくはこれ1本で。
起き攻めとか別の状況でシミーが出来るようになったのはたぶんプラチナ帯の後半くらい。たぶん…。
シミーが安定して出来るようになって体感の勝率は上がったような気がします。(実際の勝率普段ちゃんと見てなくてあくまでも体感)
この動画がとってもとってもわかりやすくて、かなり参考になりました。
❖Vシステム
💍プラチナ~ダイヤ帯💎
VリバはノートPCだったからかゲーミングPCでも3ボタン同時押し(KKK)がキーボードでは安定して出なくて活用するようになったのはレバレスにしてから。ちなみに高みボタンはPPPとトリガー。(水派ももち式)
Vシフトは導入された当初から使ってたけど正しい使い方が出来てるか自信ありません。(たぶん出来てない)
❖遅らせ打撃
💎ダイヤ帯💎
無差別帯に突入し、なんか攻めが全然通らないなー…と思って取り入れたものの結構感覚でやっていて未だに正しい練習法とか出来ているのかも不明。
❖単発確認
💎ダイヤ帯💎
これはコントローラーをキーボードからレバーレスに変えたのを機に再挑戦したみたら案外出来たので実戦でも取り入れてみようと思ったもの。
立中Pの猶予が確か15Fで立中K16F、屈中P14F(あってるかな…)。
15Fまではがんばってやるように試みてて最近実戦でも少しずつ出来るようになってきたくらい。
でも、まだまだ精度は低いし確認をがんばると他が疎かになってしまったりすぐに疲れて集中力が持続しなかったりと課題山積みです。
ちなみに出来るようになった理由は練習をがんばったからではなくPCを買い替えたから…だと思ってます。モニターの性能をあまり気にせず買ったら、たまたま144Hzだったみたい。もちろん垂直同期もオフ。
無意識に一丁前の環境になってしまっていました。
ちなみに前のPCが壊れ、今愛用しているのはこれ。
Good 8 Squad(G8S)のSFL優勝記念に購入しました。
◆無差別帯になって…
勝てない…というか何も出来ないということがそれまで以上に増えました。
それまでは差し返されなかった技も、確反が難しくて見逃されてきた技も、とことん咎められて…。
相手の動きも経験したことがないものが多く、負ける時に圧殺されることが増えて自分が甘えたプレイでここまで来たことを痛感させられました。
上のランクとの対戦なら1勝でもするとポイントはプラスになるけど負けた時の試合内容が悪すぎてポイントが増えても全然喜べなくて…。
なので、自分のプレイにいつまでたっても自信が持てなくてアドバイスをもらいたくても見てもらう勇気が出ず…。
ほんとは「ゴールドになったら、ももちさんのラウンジに入りたいな。」と思って、それを目標にやっていたけどいざなると「やっぱり、プラチナ…」またなったら「いや、やっぱダイヤ…」「いやっ…」って感じで…w
ボンちゃんの誰でもラウンジ、ネモさんのCFNアドバイス、ふ~どさんのジコケン、、、色々教えてもらえる機会はあったのに最後の最後まで勇気が出ず参加できませんでした。
でも始めた目的の一つ、プレイヤーのすごさを理解する、理解することでより楽しむということは達成できたかなと思います。
ただ未だにプロの配信で深い話になった時、理解できずについて行けないことも少なくないので、今後も引き続き勉強していきたいと思います。
📌スト6での目標
プレイもそうだけど冒頭に書いた通り質問するのも
「こんな初歩的なこと聞いていいのかな…」
とか、いちいち自信がなくてなかなか出来なかったので、
その辺で、もうちょっと勇気を出して積極的になれたらなと思います。
もう「初心者だから…」とは言ってられないので…🫠
noteへの投稿は、その勇気の第一歩として、、、
後はやっぱりもうちょっと対戦を楽しいと思えるようになりたいw
胸を張って「スト6の対戦楽しい!」って言えるように…。
その為に何が必要か今絶賛考え中。
いつか答えに辿り着けるように、がんばります(❛ᴗ❛ و(و˚✨
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