こんばんは。泉川です。

以前、近隣に小型のジムが増えていることに触れましたが、やはりダイエット系やボディーメイク系といったものを売りにしている店舗が多い印象です。

こうした小型業態は提供価値の強みを更に強化することで差別化を図ろうとしますが、この考えはマーケティングの観点ではとても大切ですね。

しかし、その反面ニーズには強いが、健康といったトータルでお客さまの身体管理が出来ているのかといったことは気になる点です。

実際にそうしたジムに通われていたお客さまの話を聞いても、要求されるのは過酷な食事制限とハードなトレーニングのようで、2ヶ月である程度の成果は出たが、キツすぎるあまり辞めたという方もいらっしゃいます。

こうした小型のジムの場合はハードが小さいことに合わせ余計なアイテムをそぎ落としているので、機能的な価値に絞り込むことは必然的な流れです。

また、マーケット内で競争を優位にしていくため、差別化、ポジショニングする意味で特化を図るアクションを起こすのは、ご承知の通りかと思います。

ただ、お客さまに向けた提供価値は、画一的かつ限定的となる面もあります。

もちろん、成果が出てご満足される方もいるので、商品が悪いというわけではなく、私たちが考える機能的価値（カラダをより良くする！）という点で考えれば、運動、栄養、休養、笑い（心）などの総合的かつ長期的なアプローチがある方が望ましいのでは？と思います。

短期的かつ限定的にやるなら、こうしたニーズの顧客を一気に集めて打ち上げ花火的に終わることも良いと思いますが、長期的な運営を行っていくのであれば、どこかで壁にぶち当たるのではないかと思います。

結局お客さまが求めるものは「痩せる」といったこともそうですが、その先にある長期的な健康であり、日常をイキイキ元気に過ごせるカラダかと思いますので、スモールジムではそうしたものを楽しみながら提供しつつ、長期的にマーケットやお客さまに貢献していきたいものです。

何事も近視眼的になりすぎず、長期の視点と総合的にです！

そうした点から見ても、スモールジム運営は幅広く奥深さもあるので面白いですね。

それではまた明日！

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